2004年7月
■2004年7月
3代目セルシオはすべてにおいて頂点を極める事をテーマに、プラットフォームから一新して最高級車の頂点を追求。全長はそのままに、ホイールベースを延長して全高を高め、前後席の足元やヘッドクリアランスを拡大してゆとりの室内空間を実現した。エンジンは4.3リッターV8。6速ATとの組み合わせにより、スムーズで伸びのある加速性能を誇る。さらにエンジン、バッテリー、燃料タンクなどを車両の中心に寄せることで理想的な重量配分を追求し、運動性能を向上させた。インテリアはこれまでの機能性や操作性を継承。ボディ結合部の剛性強化や曲面フロアパネルの採用などにより、風切り音や振動・騒音をさらに抑制させている。また、エアコンは室内温度や乗車位置に応じて角度を自動的に制御する、インテリジェントスイングレジスターを採用。オプションでは走行速度に応じた適切な車間距離で追従させるレーダークルーズコントロールなど、先進の機能装備も充実している。盗難防止のエンジンイモビライザーシステムをはじめ、車両安定性制御システムVSC、事故時の衝突被害軽減を図るプリクラッシュセーフティシステムなど、世界的に見てもトップレベルの安全性を実現した。2004年7月からは国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成。これにより「平成22年度燃費基準」(省エネ法に基づき定められている燃費目標基準)の達成とあわせ、グリーン税制の対象車となった。