コンパクトな新型ミニバン参戦
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
【画像】カングー、ベルランゴ、リフター【フランス一強?小型ミニバン】 全87枚
メルセデス・ベンツは、ルノー・日産・三菱アライアンスと共同で、小型バンをベースにした新型ミニバン「Tクラス」を開発している。
Vクラスの下に位置するTクラスは、2022年前半の発売を予定しており、第2世代の商用バン「シタン」とともに開発されるという。
2012年に発売された現行のシタンはルノー・カングーをベースにしており、新型Tクラスは乗用派生車のシタン・ツアラーを実質的に置き換えることになる。
2002年から2005年にかけて生産されたミニバン「バネオ」の後継モデルと言える。
メルセデスは、新型Tクラスのティーザースケッチを1枚公開した。
バン部門の責任者であるマーカス・ブレヒトヴェルトは、「家族連れやアクティブな趣味を持つ人たち」向けにデザインされたものだと語った。
ルノー・日産・三菱アライアンスの協力を得て開発されるが、メルセデスによると、Tクラスは同社の「典型的な特徴」を備えているという。
両側スライドドアを採用し、「シェアリングサービス」の一環としての旅客輸送など、さまざまな用途に対応するとしている。
具体的なパワートレインの詳細はまだ明らかにされていないが、内燃機関と並んで完全EVも用意される。
現行カングーのEVバージョンは、60psの電気モーターを搭載しており、航続距離は約160kmとなっている。
なお、商用バンのシタンは現在、フランスのルノー商用車工場で生産されている。
未確認だが、Tクラスと次期シタンが2022年に生産を開始する際は、この提携が継続される可能性が高い。
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みんなのコメント
ちょっとだけ以前にAクラスベースのビアーノというモデルがあったそうな。
手を変え品を変え支配関係が忙しい。
ルノーも日産もMBも大同小異。
わかるかな?
わかんねーだろうなぁ。