ノーマルBMW E46 M3に合うタイヤについて、 古い車に最新のハイグリップタイヤは車が 負けてしまうのでよくないと聞きましたが、 今のタイヤならどんなものが合うでしょうか

Question

銘柄教えて下さい
ミシュランPS4Sはオーバースペックでしょうか。
サーキット走らないとで関係ないでしょうか

Answer 1

①E46のM3は、その筋の人からは「最後のまともなM3」と呼ばれてます。
これ以降は、でか過ぎ、重過ぎの「アメリカ向け高額ブランド商品」に堕ちてしまったので。

ボディ剛性、サスペンション剛性とも、余裕綽々。
むしろ、最新の重過ぎの肥満モデルに比べて、余裕がある方です。

なので、Sタイヤ履いてサーキットをガンガン走ることもできます。


②一概に「ハイグリップタイヤ」とか「スポーツタイヤ」と呼ばれるタイヤでも、実は、明確な区分けが存在します。
「スリックやSタイヤのように、路面に食い込むタイヤ」が本来の「ハイグリップ」です。

※スリックは、アスファルトの小石と小石の隙間にトレッドをめり込ませて、ラック(路面）＆ピニオン（タイヤ）の如く歯車が噛み合った状態を作り、普通のタイヤの数倍のグリップを生み出します。

この「路面に食い込むハイグリップ」には、ブリジストンの71RSや、ミシュランのCUP２、PS4があります。

但し、この「路面に食い込む」仕組みの為に、
それ相応の条件が必要です。
・十分なエアボリュームを持つサイズであること。（ハイト100㎜以上が望ましい）
・温間適正空気圧で走ること（温間でも220kPa程度が望ましい）
・タイヤの左右幅を一杯に接地させられるサスペンションをしてること。（サスペンションがストロークした時のキャンバー変化によっても、接地面が浮かないこと。浮くと、一気にグリップが抜けてその瞬間にスピンモードに入る）
・荷重バランスを意識した運転ができること。

つまり、
例えば幅255なら扁平率45％以上にしてエアボリュームを確保し（見た目で薄いサイズを選ばず）、
幅255をしっかり接地させられるサスにセッティングした上で、
接地面を大きくするために、温間で出来る限り低い空気圧で履いて、
「前輪を潰してから頭を入れろ」とか「曲がるためのブレーキ」とかいう荷重バランスの為の操作ができること。
そうすれば、抜群のグリップを発揮します。


でも、高速を、特に雨の高速での安定性が、国産タイヤとはまるで違います。


欠点としては、
・温間適正空気圧で走るように、メーカーも推奨してる⇒冷えてるとグリップが落ちる。普通のタイヤに比べて、その落差が大きい。
・ロードノイズが煩い
・溝が半分になったらグリップが極端に落ちる（せいぜい１万キロ）


でも「まともに走る最後のM3」であるE46なら、履きこなせます。

Answer 2

どの程度のスピード領域で走るか次第ですが
高速も含め普通の使用範囲やちょっと飛ばすていどならハイグリップタイヤは必要ないと思う
フルパワー使ってガンガン攻めるような走りするならパワーある車なのでハイグリップで良い
乗り心地も考慮するならプライマシーでも十分だし自分の力量の限界まで使った走行とかしないのならハイグリップタイヤでなく１グレード下のスポーツタイヤで良い
比較的安めでバランス良いスポーツタイヤならファルケンのアゼニスFK５２０とかドライ＆ウエットグリップも良い方だしスポーツタイヤにしては乗り心地やライフも良いバランス良いタイヤかと？（新品時に表面に小石や砂利は付きやすくて一皮剥ける５００キロくらいまではホイールハウスにタイヤについた砂利が当たるのが気になるけど）