新型NSX、高速周回路で日本初試乗! わずか2周で分かったこと
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ホンダ技研工業、編集部
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ホンダ技研工業、編集部
本線に合流してひと踏みくれると、背後に搭載される3.5リッターV6ツインターボエンジンが始動し、まったく静かだったところへ、乾いた、けれど官能的なエンジン音が背後から聞こえてくる。排気音の音量も音色も文化的だが、6気筒の中では最も刺激的なサウンドだと思う。
エンジンと9速デュアルクラッチトランスミッションの間にモーターが組み込まれていて、エンジンと合わせて最高出力500ps、最大トルク550Nm。加えて、フロント36psのモーターが左右にひとつずつ組み込まれており、システム合計では573ps/646Nmを発揮する。
ただし、一部にスーパーハイテン鋼が組み合わせられるアルミ複合材によるスペースフレーム構造のボディは、複雑なハイブリッドシステムを搭載するため、全体の車重は1725kgに及ぶ。そのため、欧州の度が過ぎるスポーツカーのように脳が置いていかれ、気味が悪いほどの加速Gを味わわせるわけではないが、十分以上の加速力と言える。
さらに、FUNかどうかを決めるうえで絶対的なパワーの値よりずっと大事なレスポンスの面において、NSXは世界最高レベルだ。70km/h前後からアクセルペダルを踏み増すと、モーターとエンジンが即座に反応して車体を前へ押し出す。DCTが細かくギアアップするが、加速が途切れることはない。ほんの数秒でこの日のクルマに設定されていた180km/hのスピードリミットに達する。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
122年前のクルマでラリー! 1902年式アルビオンA1へ試乗 複雑で面倒だから「面白い」
S耐第7戦富士に突如出現した黒い球体『イマーシブドーム』って? 次世代コンテンツに潜入してきました
2025年シーズン開幕イベントのチケットは45分で完売。存在しない座席を販売する非公式転売に注意を呼びかけ
軽快なハンドリングで人気急上昇! ミドルクラスの国内メーカー「ネイキッドバイク」3選
スバルの「青いWRX S4」がデモラン披露!? スバルとトヨタの夢のコラボで何が起きた? 両社キーマンの想いとは
ランドローバー、初採用カラーをまとう『ディフェンダー110』のグローバル限定車“セドナ・エディション”を導入
「ホンダの時代が来た」 CEOが語るEVの未来 世界で存在感を示せるか
「ジャガー I-PACE eTROPHY」に参戦していた青木拓磨選手がBYD「シール」を試す! 充電インフラのバリアフリーに不満も「マジでありかも!」
ザウバー離脱の周冠宇、フェラーリでリザーブ就任の噂。一方で他カテゴリーでのレースを許可するチームが優先と関係者は主張
サンパウロで密かに奇跡を期待していたザウバー「皆のスタート違反に唖然。全員にペナルティが出ると思った」
新王者ウィル・ブラウン誕生。オープニング勝者の僚友ブロック・フィーニーを退け初戴冠/RSC最終戦
MotoGPチームのホスピ全見せ!様々な形に変身する『トレーラー』に注目/MotoGP現地取材記
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
【ハイブリッドは本当に自社開発】次期「CX-5」に公式の新情報3つ。予想より発売が遅れる可能性も
【匂わせコンセプトも】次期「RAV4」もオフ系ワイルド路線か。姉妹モデルのハリアーはどうなる?
【国内最長759km!】メルセデス・ベンツ「EQS」マイナーチェンジモデル発表 ボンネットマスコット採用
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!