新型Gクラス発表。すべてが一新されたのに見た目は変わらない不思議
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
昨年末、インテリアが先行発表された新型「メルセデス・ベンツ Gクラス」の、フルモデルチェンジの全容がついに公開された。
エクステリア・デザインは超のつく“キープコンセプト”で、まるで我々がタイムマシーンで29年前に戻ったのかと思わせるほど変わっていない。しかし、実際はドアハンドルとリアゲートにマウントされたスペアタイア以外は、全て新しいというから驚く。平面で構成された文字通りの2ボックス・ボディはわずか53mm延長されただけで、正面両脇には丸形のヘッドライト(ただし最新のLED)がアイコンを保つようにレイアウトされている。
良く観察すると、グリルの奥が塞がれたエアインレットを持つバンパーが左右のオーバーフェンダーへとインテグレートされているのが新しい。同時にフェンダーミラーも空力(!?)を考えた形状に変わっている。ちなみにボディは最大で170kg軽量化されているが、その一方で捻れ剛性はおよそ55%向上している。
一方、コドライバー用に正面に用意された、いかにも頑丈そうなグラブハンドル以外は全く新しいインテリアは驚くほどモダンに変化している。ドライバー正面のインストルメント・クラスターには「Sクラス」や「Eクラス」でおなじみの横長の12.3インチのTFTモニターが用意されている。また、オプションでこのモニターは中央にまでシームレスに延長され、ワイドスクリーン・コクピットを形成する。モニター画面は「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」の3種の待ち受け画面をプリセットすることができる。もちろんそこに表示されるインフォメーションも好みに合わせてセットする事が可能である。
当然の事ながらHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)も最先端のシステムが装備されており、センターコンソールのタッチパッドの他、ステアリングホイールのスポーク左右の根元にレイアウトされたボタンでドライバーズ・アシスト・システムを起動/コントロールすることができる。ドライバーは脇見することなく、運転に集中したまま各操作ができるのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
見た目に惚れて選んでも後悔しない魅力がある【試乗レポート メルセデス・ベンツ CLA】
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
今夏、北米で発売予定の新型日産「キックス」新着フォト集! 国内仕様に期待膨らむ!
【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000万円強、日本には何台入る?
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由