BMWがPHV攻勢へ! プラグインハイブリッド「X5 xDrive40e」を発売
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
9月8日、BMWがコアブランド初ならびにSUV初のプラグインハイブリッド「X5 xDrive40e(ヨン・マル・イー)」を発売した。BMWは来年にも「330e」「225xe」「740e」を導入する予定で、引き続き“電動化”を加速させていく。
X5 xDrive40eは、PHVスポーツカー「i8」と同じコンセプトならびにコンポーネントを活用し、2トンを超える車重ながらも、100kmをわずか3.3Lの燃料で走行することを可能にしている(欧州複合モード燃費)。
搭載するプラグインハイブリッドシステムは、2.0L直噴ツインスクロールターボに8速ATと一体化した電気モーターを組み合わせ、システムトータルで最高出力313ps/最大トルク450Nmのパワーを発揮する。電気モーターのみによるゼロエミッション走行は、最長31km、時速120km/hまで可能とした。
高電圧リチウムイオンバッテリーはラゲッジの床下に搭載。満充電にかかる時間は、3.5~4時間となる。
ガソリンやディーゼル仕様との外観上の違いは、ボディ左の充電用フラップやエンブレムのみと多くない。但し、アダプティブLEDヘッドライトが標準で備わる。また、電子制御式ダンパーやセルフ・レべリング・コントロール(リア)も全グレードで標準装備となるほか、足回りも専用チューンが施されている。
内装ではシフトの右下に「eDrive」ボタンが備わる。このボタンの操作により、モーターとエンジンの最適バランスを自動制御する「AUTO eDrive」、EVモードをフル活用する「MAX eDrive」、バッテリーの電力消費を抑えるとともに回生量を増やす「SAVE Battery」という3つのモードを任意で選択できる。
ガソリン仕様の「X5 xDrive35i」は798万円、「X5 xDrive50i」は1,045万円、ディーゼル仕様の「X5 xDrive35d」は839万円。
今回導入されたプラグインハイブリッド仕様は全グレードで1,000万円を切り、「X5 xDrive40e」が927万円、「X5 xDrive40e xLine」が993万円、「X5 xDrive40e M Sport」が993万円とされた。
プラグインハイブリッドに適用されるエコカー減税(自動車取得税と重量税が100%減税、翌年度の自動車税が75%減税)や最大34万円の補助金を考慮すれば、ディーゼルなどとほぼ同じ土俵で検討する価値があるだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
V8自然吸気エンジンが絶滅危機に:最後の機会を逃すな!
【インディアン】FTR・SCOUT シリーズを対象とした「Welcome to Indian Motorcycle スペシャルカスタムキャンペーン」を開催中!
【COSWHEEL】新型電動バイク「MIRAI1000/500」が5/9より Makuake にて先行販売スタート!
ハセガワ、注目のニューキット「S110シルビア」のテストショットを公開!【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
えっ…! 軽自動車に「軽油」入れちゃった!? つい「うっかり間違い」では済まされない「燃料の油種」とは
ポタ電といえばこれ! 世界累計50万台以上販売した「Jackery ポータブル電源 240」が大幅パワーアップしてリニューアル【車に積みたいアウトドアアイテム】
自動車事故で女性のほうが「むち打ち症」になりやすいのは「ダミー人形が男性」だから! ボルボの安全に対する取り組みが想像の遙か上だった
BMWがEVオーナー向けに「BMW Destination Charging プロジェクト」を開始、第1弾として麻布台ヒルズに充電器を設置
段付きGTAから身をよじって走りそうなZまで!タミヤのカーモデル再販&バリエーション【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
全長3.7mの「小さな最高級車」あった!? コンパクトなのに“匠仕上げ”の「超豪華内装」採用! 570万円超えの「贅沢すぎコンパクトモデル」がスゴい
電動バイクの未来を変える!?実用化待望の「全固体電池」とは
御嶽山でオフロード走行&キャンプを楽しむ「EXPLORER CAMP MEETING」の参加申し込み受付がスタート!
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介