ベントレーのスポーツセダン・フライングスパーが第3世代に。格納式マスコットや4WSも装備
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦 3
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦 3
第3世代へとフルモデルチェンジしたベントレーのスポーツセダン「フライングスパー」が日本でお披露目されました。価格は消費税込みで2667万4000円。日本へのデリバリーは2020年の第二四半期です。
先に全面刷新されたクーペの「コンチネンタルGT」と同じく、プラットフォームを含むすべてが新しいフライングスパー。ボディサイズは全長で21mm、全幅で2mmとわずかに広がっただけですが、ホイールベースは129mm延ばされ、やや丸みを帯びた印象の先代に対して、踏ん張り感の強いダイナミックなプロポーションを獲得しています。
横に大きく展開するフロントグリルや、メッキやブラックアウトの処理で3パターンの表情を選べるアンダーグリルも大きく変わった点。さらに、ノーズ部分のマスコットであるフライングBは、ベントレー初の格納式となり、ウイング部分が淡く光るようになりました。テールランプにはBマークが浮かび上がります。
インストルメントパネルはコンチネンタルGTとの共通部分が多く、ウッドパネルが回転してタッチスクリーンや計器が現れるローテーションディスプレイも踏襲されました。一方、エアコンのセンターベント部分はクロームパーツでウイングをかたどった重厚感のあるデザインで差別化されています。
フルサイズのパノラミックサンルーフも用意。また、リアにはブラインドやマッサージ機能、ムードライトを操作するタッチスクリーンが備わります。
エンジンは6.0L W12直噴ツインターボで、最高出力635ps、最大トルク900Nmと、特にトルクが先代よりも100Nm強化。トランスミッションはZF製のデュアルクラッチ式です。エンジンパワー/トルクや最高速度は333km/hとコンチネンタルGTと同値、0-100km/h加速は0.1秒遅い3.8秒となっています。
駆動系ではベントレー初の4WSが追加されました。駆動方式は4WDで、通常はリアに100%駆動力を配分し、路面状況によってフロントに最大で480Nmを振り分けます。48Vシステムを使ったアクティブ式のアンチロール機能も備わります。
先進安全装備系ではアダプティブクルコンやヘッドアップディスプレイ、レーンアシストなどがパッケージされたツーリングスペシフィケーションがオプションとなります。最高級モデルだけに、このあたりは多少高くても全部入りでいいような。コンチネンタルGT同様、オーディオブランドはnaim(ネイム)に加えてバング&オルフセンが選べるようになりました。
今までのフライングスパーはやや地味な印象もありましたが、新型を目の前にした編集部の第一印象は、スタイリッシュな雰囲気が一気に引き上げられたという感じです。国内の試乗記にも引き続き注目ですね。
【 ベントレー フライングスパーのその他の情報 】
ベントレー フライングスパーの中古車一覧
ベントレー フライングスパーのカタログ情報
ベントレー フライングスパーの買取相場
次のページ>>スペック
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
ボルボの雪上テスト現場へ潜入! EX30でエルク避けを体験 ソフト開発での重要性も増す
MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
なんちゃってセレブが「オートモビルカウンシル 2024」に潜入。インパクト大賞は「ランボルギーニ」顔のソファです
複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウディF1の一員に「ドイツ製PUを搭載し自動車ブランドを代表するのは光栄なこと」
フェラーリの『499P』理解度は約8割。「残り20%をうまくコントロールする必要がある」
6MT搭載! 新型「“FR”クーペ」公開! 830馬力超えV8搭載の「最強モデル」! 60年で“最も楽しい”「スーパースネーク」米に爆誕
レッドブルF1の技術責任者、退団か 「圧勝」支えたエイドリアン・ニューウェイ氏、チーム内騒動で不満?
ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハースF1を離脱。2025年にザウバーへ移籍
ランボルギーニがレースを目指す理由とは? 最高技術責任者とドライバーが語る「スピードを超えた情熱」の先にある「ランボ体験」の創造を知ろう
新しい循環型ビジネスモデル 「ランドローバーのSDGs」 使用済みPHEV車のバッテリーパックを活用
Moto2スペイン予選|アルデゲルがポールポジション獲得。日本勢は小椋藍17番手と苦戦
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった