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新型X4試乗、スタイリングを活かした走り

スタイリッシュで走りも進化

X4がことさらスポーティに感じられたのはAピラーが寝かされていることとヒップポイントが下がったことによる視覚的な雰囲気とも無関係ではない。低いルーフに合わせて前席のヒップポイントはX3に比べて20mm低くなっているのだ。個人的にポジションは低めが好きなので大歓迎だったが、ステアリングのチルト調整幅はX3と同じなので好みまで下がりきってくれないことが、小さな不満ではあった。

後席はさらにルーフが低いのでシート取り付け部だけではなく座面も薄くして28mm低くなり、座面形状も膝のサポートが少なくなっている。そのため座り心地としてはX3のほうが快適だが「そこはスタイリングと走りを優先したため、わずかに妥協した」とエンジニア。ただしX6と同等レベルは確保しているという。ヘッドクリアランス(座面からルーフまでの距離)はX3と比べて前席が-19mm、後席が-44mm。3シリーズ・セダンと比べて前席で9mm、後席で7mm少ないだけなのでそれほど気にすることもないだろう。

ラゲッジルームは通常時で500L。X3よりも50Lほど小さいが、リフトバック・ゲートは大きく開くので利便性はなかなかに高い。リアバンパーの下で足を動かせばゲートが開くスマート・オープン機能はもちろん装備されている。

今や都市生活者のアシとしてすっかり定着してきたプレミアムSUV。街で見かける頻度が高まると、ライバルには無い新鮮さが求められることになるが、そんなときにX4は格好のターゲットとなるだろう。嬉しいのは、スタイリッシュなカタチだけを追求したチャラいモデルではないこと。BMWらしく、ボディ形状の違いを活かして走りをも進化させているのだ。

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