2022年新型フェアレディZの内装はグレードにより異なる。特徴をチェック【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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フェアレディZは日産が販売するスポーツカーです。圧倒的な走行パフォーマンスと美しいスタイリングで世界的に人気を集めています。
2022年には、伝統と最新技術を融合した新型フェアレディZが発表されました。新型フェアレディZの内装は、どのように仕上がっているのでしょうか。
本記事では、新型フェアレディZの内装の魅力やグレードごとの違い、価格相場を解説します。「新型フェアレディZのシートやコックピットの詳細を知りたい」「自分に合った内装、価格のフェアレディZを購入したい」といった方の疑問も解決するでしょう。
目次
新型フェアレディZは、2022年6月より販売を開始しました。伝統とモダンを融合した内装で、デザイン性・機能性ともに優れた車内空間が実現されています。ここで新型フェアレディZのグレード構成と主な装備を見てみましょう。
新型フェアレディZのグレード構成は「ベースグレード」「Version S」「Version T」「Version ST」の4つ、トランスミッションは「6MT」と「マニュアルモード付フルレンジ電子制御9速AT(9M-ATx)」の2種類が用意されています。
6MTはベースグレード、Version S、Version STの3種類、9M-ATxはベースグレード、Version T、Version STの3種類に設定されました。そのため計6種類から自分に合ったモデルを選択可能です。
グレードごとにシートや一部の機能の有無が異なります。グレードごとの内装の違いは後の項目で詳しく解説していますので参考にしてください。
新型フェアレディZの新車価格帯は524万1,500円~646万2,500円、2023年7月時点の先代(6代目)フェアレディZの中古車相場は74万8,000円~698万円です。
最低価格だけ見れば、先代は大幅に低予算で購入できます。しかし車の使い勝手や燃費や税金などの維持コストも重要です。先代モデルの簡易スペックを以下にまとめましたので、ぜひ購入を判断する上での参考にしてください。
乗車人数:2名
排気量:3,696cc
燃費(JC08モード走行):9.0~9.2km/L
新型フェアレディZのコックピットは、伝統を引き継いだデザインを採用しています。初代フェアレディZ(S30型)のセンタークラスターは、ドライバーの目線に近い位置に3連メーターを配置していました。
新型フェアレディZはより目線の近い上部に3連サブメーターを置き、エアコン吹き出し口、9インチワイドディスプレイ、エアコンスイッチを縦積みにしたコックピットに仕立てています。
独特なレイアウトですが、必要な時に必要な情報をキャッチできるスポーツカーにとって理想的なデザインです。
運転席には「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」という12.3インチのカラーディスプレイが装備されました。
通常のメーターデザインの「ノーマルモード」、ナビゲーションやオーディオ画面を大きく表示する「エンハンスモード」、センターにタコメーターを配置する「スポーツモード」があり、走行シーンに応じて最適なモードを選択できます。
新型フェアレディZは安全装備も充実した内容です。主な機能は以下となります。
MT車には「踏み間違い衝突防止アシスト」はありませんが、その他の安全装備はグレード共通で標準装備しています。
新型フェアレディZのボディカラーに合わせた青・黄・黒の内装カラーと、シートに同色のステッチが施されています。それでは新型の国内モデルはどのような仕様でしょうか。以下からシートと内装カラーの詳細を解説します。
新型フェアレディZは、NISMO(日産のモータースポーツブランド)がレースで培ったノウハウをもとに開発したシートを採用しました。
これは、身体の接触面積を広く取ったホールド性の高いシートです。強い横Gがかかったとしても上半身のぶれを抑制し、姿勢を安定させてくれます。タイト感も少ないため、ロングドライブも快適です。
新型フェアレディZのシート素材と内装カラーのバリエーションをグレードごとに紹介します。
ベースグレード
シート素材:ファブリックシート
内装カラー:ブラック
Version S
シート素材:ファブリックシート
内装カラー:ブラック
Version T
シート素材:本革・スエード調ファブリックコンビシート
内装カラー:レッド
Version ST
シート素材:本革・スエード調ファブリックコンビシート
内装カラー:ブラック
本革・スエード調ファブリックコンビシートは、ヒーターや電動スライド・リクライニング、運転席ランバーサポートなどが備わっています。快適性を重視する方におすすめです。
新型フェアレディZには、ディーラーオプションがいくつか用意されています。自分好みにアレンジしたい方におすすめです。
内装に関しては「キッキングプレート(LEDイルミネーション機能付)」「トノカバー(Ultrasuede®製)」「フロアカーペット」「ドライブレコーダー」が設定されています。
デザイン性の向上という点では、キッキングプレートやフロアカーペットがおすすめです。フロアカーペットは車の床を汚れから守る効果もあります。トノカバーは荷室の目隠し、ドライブレコーダーは万一の事故やトラブルに備えるために有効です。
新型フェアレディZは吸遮音材を追加するとともに音の侵入経路を遮断しています。結果、ロードノイズを低減し静粛性が向上しました。
走行時には、アクセルの踏み込み量やエンジン回転数などの走行情報からドライバーの意図と車の挙動をシンクロさせるため、力強く伸びのあるスポーツサウンドも体感できます。
「ベースグレード」と「Version S」が4スピーカーであるのに対して「Version T」「Version ST」ではBOSEサウンドシステム(8スピーカー)搭載です。4スピーカーの場合もメーカーオプションでBOSEサウンドシステムを選択できるため、プレミアムな音響を楽しめます。
スポーツカーの中にも使い勝手に優れた車は増えています。特に日常的に使用する上で収納性は重要なポイントです。新型フェアレディZはどの程度の収納スペースが確保されているのでしょうか。ここで車室および荷室の収納スペースを見てみましょう。
新型フェアレディZは「フロントセンタートレイ」「ポケット」「カップホルダー」「シートバックスペース」など、収納スポットが最低限確保されています。
スマートフォンを置けるフロントセンタートレイには、2タイプのUSB電源ソケット(タイプA 1個、タイプC 1個)が設置されています。USBケーブルもコンパクトに収納できるデザインで、長距離のスポーツドライブには非常に便利です。
新型フェアレディZは先代に比べて荷室が拡大しました。先代は9インチのゴルフバッグが2個積めるスペースでしたが、新型は9,5インチのゴルフバッグを2個搭載できます。先代と新型それぞれの荷室容量は以下のとおりです。
新型フェアディZの荷室容量:241L
先代(2008年12月~2022年7月)の荷室容量:235L
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