ホンダの今と未来を体感! 10速ATや新世代ターボ、自動運転まで…
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ホンダ技研工業、編集部
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:ホンダ技研工業、編集部
2015年3月に登場したステップワゴンは、従来の2リッター直4に代えて1.5リッター直4ターボを採用した。日本にもようやく効率追求型のターボエンジン採用の波がきたことを感じさせた。また、ホンダは日本未導入のシビック・タイプRに2リッター直4ターボエンジンを搭載するほか、新型NSXには3.5リッターV6ターボエンジンを積む。つまり、ホンダは実用車からスポーツカーまで、ターボエンジンを軸とするエンジンラインアップを構築中だ。
今回、新たに軽自動車用0.66リッター直3ターボと1.5リッター直4ターボの間を埋める、1.0リッター直3ターボエンジンを北米版シビックに搭載して公開した。
これまでなら1.5リッター直4レベルのエンジンを搭載したであろうシビックに搭載された1.0リッター直3ターボエンジンは、ホンダの他のターボエンジン同様「VTEC TURBO」の名が冠せられているが、NA時代のVTECやNSXの3.5リッターV6ターボのように回りたがる性格ではなく、低い回転域からトルクを感じさせながら実直に回るタイプ。とはいえ、6000rpmまではスムーズに回るし、音、振動ともによく抑えられている。
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