スマートed試乗。EV優先か水素優先か、世界と日本の温度差が気になる
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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何の問題も無くホテルに到着、特別に設置された充電ステーションにドッキングするが、7.2kWのオンボード・チャージャーで80パーセントのSOCまでに最速で45分、ウォールボックスで3.5時間、ただし普通の家庭用200Vでは6時間も掛かってしまう。この辺りは充電インフラも含め、まだまだ改善の余地がある。しかしコネクティビティは万全で、スマホで充電状況を見るのも、あるいは乗り込む前にエアコンをセットしておく事もできる。
確かに、いろいろな調査(たとえばKPMGのグローバル・オートモビル・エグゼキューティブ・サーベイ2017)によれば各方面のエキスパートの評価は、燃料電池こそが真の技術革新と考える人が78%、電気自動車は失敗すると考えている人が62%と、評価は燃料電池自動車のほうに軍配が上がっている。その理由は前述の充電インフラが問題点だとしている。
ユーザー・フレンドリーな急速充電ネットワークの普及は確かに難しく、欧州ではドイツ自動車メーカー(BMW、ダイムラー、フォード、VW、アウディそしてポルシェ)が周辺企業まで巻き込んで、350kWのハイパワーDC充電ネットワークのためにジョイントベンチャーを設立、欧州内でまずは400ヶ所の充電ステーションの建設を考えている。果たして、その動きも時間が掛かるし、その一方で電池技術革新への期待も久しい。しかし、ドイツの自動車メーカーは本気だ。
世界の自動車技術とトレンドを牽引する欧州のEV化の流れに乗っていない日本の自動車メーカーの現状を見た時に、果たしてP-HEVだけで時流に乗れるかどうかはやや疑問だ。
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