X6M M初のSUV誕生 ターボ採用の真実とは
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:BMWジャパン
レブリミットは8000回転オーバーに設定され、アクセルを踏み込めばレーシングエンジンを思わせる快音を響かせながら一気に吹き上がる。そして、圧倒的なパワーにより全身の血が沸き立つような刺激が得られることこそMモデルの証しだった。そもそも、こうした超高回転型のエンジンは、M3・M5・M6などMモデルの開発を手がけるBMW M社の成り立ちと深くかかわっている。M社の前身は、BMWのレーシング活動を統括していたBMWモータースポーツ社なのだ。その頭文字が事業の拡大を機に社名となり、称号ともいえる“M”を冠した数々のモデルを投入してきたわけだ。
現在、BMWのレーシング活動は他の部門が担っているが、Mモデルには継続してサーキットで鍛えあげられた技術が投入されてきた。8000回転オーバーを許容する超高回転型のエンジンは、まさにそうした技術の結晶といえる。しかも、近代のレーシングエンジンは高出力であるのと同時に高効率であることも求められている。Mモデルが搭載するエンジンは、超高回転化を実現することでより少ない排気量でより高いパワーを獲得。したがって、社会的な課題にも応えられるエンジンともいえる。
前置きが長くなってしまったが、そのMモデルに異変が起きた。超高回転型ではなく、ターボチャージャーを採用したエンジンを開発。そればかりか、X5とX6という、これまでのMモデルからは想像がつかなかったカテゴリーに搭載。X5M・X6Mとして、まったく新しい価値を創造したのだ。ただ、日本には未導入ながらM社はM5ツーリングなども手がけている。つまり、Mモデルとしての性能を際立たせつつ従来とは異なる市場を開拓する取り組みも続けてきたわけだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
いよいよ「関越道に直結」間近! 群馬の新・東西軸「上信道」次なる開通へ工事進む
マグヌッセンへのペナルティの累積方法にマクラーレンF1代表が不満「スポーツマンシップの観点から意味をなしていない」
アルファロメオ『ジュニア』、ハイブリッドとEVの受注を開始…イタリアで
トヨタEP82型「スターレット」で2度目のパイクスピークに挑戦! 220馬力仕様となったマシンの中身とは
【DEGNER】「CE LEVEL2インナープロテクター」はライディングスタイルに合わせて使えて安全便利!
「ヤマハ XMAX ABS」250ccスポーツスクーターが4色のニューカラー採用で5月9日発売! 価格は71万5000円
金属製ポータブル冷蔵庫「BougeRV Rocky」が登場! 耐久性抜群で大容量【車に積みたいアウトドアアイテム】
角田裕毅、トップドライバーになるべく確実に成長中。RBメキーズ代表大絶賛「彼は天性のスピードにさらに磨きをかけた」
2024年4月の新車販売ランキング、首位「N─BOX」は9カ月連続 ヤリスが2位浮上
ホンダ、新型フリードを先行公開。ハイブリッドが待望の「e:HEV」に進化!
ダイハツ、ムーヴキャンバスの生産を5/27に再開 現行車種の生産停止はロッキー/ライズHVのみ
全長3.4m級のホンダ「小型ミニバン」あった!? まさかの超斬新「カクカク透明ボディ」×6輪仕様がスゴい! 画期的すぎた「UNIBOX」とは何だったのか
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?