上半期で一番売れたクルマは?売れ筋トップ5
掲載 更新 carview!
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今回は6月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産の輸入車含む)全体では40万7308台、前年同月比149.6%と9カ月連続で前年を上回った。東日本大震災前の10年6月と比べても14.1%増と好調な売れ行きが続いている。復調のきっかけとなったエコカー補助金は、終了時期が当初の見込みより9月上旬頃にずれ込みそうな状況だが、補助額が前回の半分以下ということもあり、大量の駆け込み需要は期待薄。今の勢いをどうやってキープするか、各メーカーのテコ入れ策に注目だ。
ボディタイプごとの合計では前年同月比、1~6月の前年同期比とも全部門でプラスだが、10年比ではセダン部門が同月比、同期比ともマイナスで、ミニバン・1BOX部門も同期比が2.3%減となるなど、ボディタイプによって復調の勢いに差があるのも事実。今年の上半期で12万8243台を売り上げ、乗用車No.1となった「トヨタ アクア」のおかげで10年同期比4.1%増のハッチバック部門や、「日産 ジューク」や「マツダ CX-5」といったヒットモデルが続き、同18.4%増のクロカン・SUV部門のように、セダンやミニバン部門にも牽引役となるニューモデルの登場を期待したい。それでは6月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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