アウディQ2の本命グレード1.0Lターボ試乗。積極操作でキビキビ走る楽しさ
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:市 健治
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:市 健治
Q2の主力エンジンとなる1.0リッター3気筒ターボは、ご承知の向きも多いように、すでにA1スポーツバックで上陸しているものと基本的に共通だ。ただし、Q2ではA1のそれより過給圧が引き上げられて、A1の1.0 TFSIが95ps/16.3kgmなのに対して、Q2は116ps/20.4kgm。従来の自然吸気エンジンでたとえると、1.6リッター相当から2.0リッター相当にチューンアップされているということだ。
ちなみに、この116ps版1.0リッターターボは、欧州ではすでにA3やVWゴルフにも搭載されて世に出ている。つまり、Q2も含めてVWグループMQBモジュール車の定番ガソリンエンジンという位置づけになっている。Q2 1.0 TFSIスポーツの車重は、たとえばVWゴルフのTSIトレンドライン/コンフォートライン(1.2リッター4気筒)より成人男性ひとり分ほど(70kg)重い。しかし、エンジンのピーク性能も最高出力/最大トルクともに1.2 TSIより高く、大きいので、アクセルペダルをきちんと踏んであげれば動力性能は十分といっていい。
実際、首都高を含めた都心部を中心とした今回の試乗では、1.0リッターのQ2は当たり前だがなんら不足はなかった。もっとも、高いギアでの巡航状態から踏み込んだときなどの瞬間的な“間”に、排気量の小ささを感じさせなくはない。それを嫌って無意識に多めにアクセルを踏み込んでしまうと、今度はキックダウンして想定以上の加速力が発生してギクシャク……という小排気量ターボ特有のクセが出ることもある。
ただ、そういう場合はドライブモードセレクトを“ダイナミック”、もしくはシフトレバーをSレンジに入れれば、低めのギアを選びながら、どんな場面でも活発に走る。1.4リッターならDレンジに放り込んだシフトレバーに、あらためて手が伸びるケースは街中ではほとんどないが、1.0リッターではそうやって積極的な操作を心がけたほうがスムーズに走る。そういうところに楽しさを感じるマニアもいるだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
F1モナコ決勝速報|ルクレール、マネジメントレースを制して母国で初優勝! 角田裕毅は8位入賞
スマート#3 詳細データテスト クラス水準以上の動力性能 優れた基本設計 物足りない細部の仕上げ
ああジャケ買いしそう! うちの母さんにも乗ってほしい! KGモーターズの超小型モビリティに「ミボット」と名前が付いた!
アルファ ロメオの改名騒動のシナリオがあった!?「ミラノ」ではなく「ジュニア」で決定した背景とは?「ジュリエッタ」のときはどうだった?
国産5社が語る! 「意外と孤独」 どういうコト? 同じ悩みを持っていた? 普段はライバルも「共に挑む!」ワケとは
英国「最安」ハッチバック ヤリスやクリオのシェア侵食? 2代目MG 3へ試乗 1.5L HVで194ps
ランチア「ストラトス ゼロ」に乗った!「カウンタック」に続くガンディーニアイコンの始まりのクルマとは【クルマ昔噺】
車のボディまるごと「樹脂バンパー」で覆っちゃう!? ホンダの“素材リサイクル”の発想がぶっ飛んでた
モナコGP決勝、大クラッシュ発生で赤旗中断。レッドブルのペレスとハース勢がリタイア
スプリントの鬱憤晴らす渾身の勝利! バニャイヤ、今季3勝目。マルケスまたしても超追い上げ3位|MotoGPカタルニアGP決勝
国内最大級・ド迫力ボディの「エアロキング」を“運転”できる!? めちゃ貴重な「2階建てバス」運転企画を発売へ ファン垂涎「激レア体験」7月開催
2024年版 レスポンスも音も「感動的」な最新スーパーカー 11選 性能とデザインで頂点を争う
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】
【199万円!】大人気プチバン「シエンタ」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン