エクリプスクロスに国内で初乗り。スタイリッシュな見た目に三菱らしさを搭載
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:中野 英幸
今春のジュネーブショーでデビューし、今秋の東京モーターショーにも展示され、コンセプトカーの隣にあっても埋没しない存在感を見せた三菱エクリプスクロス。欧州ではすでに販売されているが、日本でも2018年3月に発売されることになった。発売を前にクローズドコースでメディア向けの簡易試乗会が開かれた。
同社の新車発売は15年のアウトランダーPHEV以来。これはモデル追加であって純粋な新車ではとするならば14年のeKスペース以来となる。登録車に限っていえば12年のミラージュのモデルチェンジ以来ということになる。久々の新車投入とあって気合十分、発売まで2カ月以上あるのにもう試乗会を開いた。「春休みに免許を取る若者のみんな、もう少しでコレ出すから焦って買うクルマを決めないでね」という社員の心の叫びを感じた。
まずは車両概要から。エクリプスクロスはアウトランダーと同じプラットフォームを使って開発されたSUVだ。ホイールベースは2670mmと同じだが、アウトランダーが3列シートの7人乗りなのに対し、こちらは2列シートの5人乗り。その分、全長は4405mmとアウトランダーよりも290mm短い。全幅はアウトランダーよりも5ミリ狭い1805mm。三菱にはRVRというSUVもあって、これも骨格はほぼ共通でホイールベースは同一。エクリプスクロスよりも全長は40mm短く、全幅は35mm狭い。
パワートレーンは1.5リッター直4ガソリンターボエンジンとCVTの組み合わせ。2.2リッター直4ディーゼルターボエンジンとトルコンATの組み合わせも追って発売される予定だ。アウトランダーがもつPHEV仕様の追加はない。アウトランダーもPHEVは2列シートの5人乗りなので、エクリプスクロスにも出すとほぼ違いがなくからだろうか。
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