新型レガシィB4に試乗! …本質は変わらない
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
インテリアの印象を決定づけるのは、造形と質感。これがいかにバランスされるかがキモといえるだろう。つまりいくら造形が優れていても質感が低ければハッとさせられないし、逆もまたしかりだ。
そうした視点から見た新型レガシィのインテリアは、造形と質感のバランスが少しばかり造形の方に振れているかもしれない。ステアリングやダッシュボード、センターコンソールなどから感じる印象は、僕の感覚ではフューチャリスティック・スポーティ。ただこれに相応の質感を与えるなら、いかにメタルっぽさをリアルにするかが重要だと思う。その意味では新型の場合、光り物やシルバー塗装が施された範囲にもう少し工夫が必要と思えるのが正直なところ。こうした部分に深みを与えれば印象はさらに良くなるはず、と思える。
但し、レイアウトに関してはとても良い。しかもこの印象は図らずも、先に話題となった1505mmという全高のおかげだ。後席は相当にゆとりがあり、同クラスを凌ぐのはもちろん、ひとクラス上と同等以上の空間を持つ。さらに感心したのは、1505mmという比較的高い全高ながら、前席の着座位置はドライバーのスポーツマインドを萎えさせない高さを保つ。思い返せば同じように全高を高めたV35スカイラインは、乗った時に「ミニバンか!」とツッコミを入れたくなる着座位置だったが、同じように全高を高めた新型レガシィにそうしたツッコミは不要。もっとも先代レガシィは「ちょっと低すぎ?」と思える着座位置ゆえ、アクセルペダルを踏む右足の角度と腰の位置の関係も悪かったから、そうした部分を含めて考えても、レイアウトは良好になったといえる。そしてポジティブに考えれば、以前よりもさらにドライビングに相応しいポジションが構築された! とも。
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