プロボックス/サクシード ハイブリッド試乗 ダイレクト感は薄まったがバンとしての使命を果たすために必要な進化
掲載 更新 carview! 文:小林 秀雄/写真:市 健治
掲載 更新 carview! 文:小林 秀雄/写真:市 健治
今回試乗の機会を得たのはサクシードの最上級グレードである「TX」のハイブリッド車。同一グレードのガソリン車と比べると、車両本体価格は27万円アップしている。採用されたハイブリッドシステムは、アクアと同じ1.5LのTHS IIで、ニッケル水素電池は後席の下に搭載されている。残念ながらリアにもモーターを備える4WDのE-Fourは荷室容量に影響を与えることから設定されず、ハイブリッドはFFのみのラインナップとなっている。
商用に最適化するため、さまざまな改良も施された。まず航続距離を確保するため、アクアでは36Lとなる燃料タンクを42Lへと拡大。ちなみにガソリン車のタンク容量は50Lで、ハイブリッドの42Lは「高速での使用が8割という使い方を想定してガソリン車同等の航続距離を確保できる」ことから導き出された値とのことだ。
そんなハイブリッドのJC08モード燃費は27.8km/L。1.5LガソリンのFF車の19.6km/Lに勝るのはもちろんだが、アクアの34.4km/L(最良値は38.0km/L)と比べると見劣りしてしまう。その最大の理由は最終減速比のローギアード化。商用車として求められるフル乗車・フル積載での登坂性能などを考慮すると、致し方ない処置とのことで、シエンタと同じギア比が採用されている。同じくフル積載でもしっかりと制動力を発揮できるよう、ECB(電子制御ブレーキ)も最適化された。
さらに昼間の歩行者検知機能を備えた「トヨタ セーフティ センス」、盗難防止のイモビライザー、充電用USBなどを全車に標準装備。ハイブリッド車は空調が全車オートエアコンとなり、運転席シートヒーターがオプション設定されるなど装備類も充実。この辺りは働く人々からも素直に歓迎されるに違いない。
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