新型アウトランダーPHEVに試乗。「驚き」は見た目の改良だけではない
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
そう考えるとプリウスPHVの性能は中途半端で物足りない。バッテリー容量は4.4kWhと小さく、モーター出力も低いため、加速するとすぐにエンジンがかかってしまう。モーターのみで走れる距離も短めだ。実際に乗ってみると、これなら価格の安い普通のプリウスでいいなと思える。
それに対し、アウトランダーPHEVはEVであるリーフの半分にあたる12kWhの大容量バッテリーと、出力60kW(82ps)のモーターを前後に搭載。全開加速時を除けば、バッテリーが空になるまでの数10km程度をほぼEVとして走行できるのだ。
この違いは想像以上に大きい。バッテリー残量がある限り、アウトランダーPHEVはほぼ常にEVとして振る舞う。大きなボディが音もなくモーターのみでスルスルと加速していく様子は快適かつ未来的。アウトランダーPHEVのボディサイドには「EV」と記したバッジが付いているが、実際にドライブすればその意味することをたちどころに理解できるだろう。
そして極めつけが300万円台半ば~という価格だ。リチウムイオンバッテリーは依然として高価。加えて、前後のモーターを駆使した高度な駆動力配分機構付き4WDも付いている。最近はドイツ勢がPHVを次々に発売しているが、これだけの内容をこの価格で販売できるのはいまのところミツビシだけ。そういう意味で、アウトランダーPHEVは唯一無二の存在である。
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