2016年もっとも売れたモデル。国産はプリウス、輸入車はミニ【マーケット概況・12月】
掲載 更新 carview!
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外国メーカーの輸入車新規登録台数は3万0106台で前年比3.2%増、乗用車に限ると3万3003台で同3.2%増と拡大した。国産を含む乗用車市場が11月比で縮小したなか、輸入乗用車は26.1%増の大幅な伸びを示した。
12月の首位は7269台を登録したメルセデス・ベンツ。前年比で12%増の伸びをみせ、2位以下を大きく引き離した。特に「Cクラス」や「Eクラス」「CLAクラス」が好調に売れている。BMWは、3位のフォルクスワーゲンに1000台以上差をつけ、5ヶ月連続で2位を獲得した。
フォルクスワーゲンは7.8%減と苦戦している。アウディは前年比で12.2%伸び、僅差でBMWミニから4位を奪回した。BMWミニは順位を下げたもののラインアップの充実が功を奏して前年を8.3%上回る好調ぶりを見せた。
なお、輸入乗用車市場は2016年年間登録台数でも前年比3.4%増の29万4060台と伸長し、1996年、1997年に続く過去3番目に高水準となった。ブランド別ではメルセデスが前年を3.4%上回り、2年連続で首位に立った。2位のBMWは前年を9.4%上回り、フォルクスワーゲンを抜いた。
フォルクスワーゲンは13.8%減と厳しい結果に。ディーゼル車の販売比率が高まってきている輸入車市場において、ディーゼル車のラインアップを持たないことや、SUVのラインアップが手薄なことなどが響いた模様だ。4位のアウディも3.1%減と前年を超えられなかった。
5位はBMWミニ。なおミニは年間のモデル別ランキングで、ゴルフを抜いて初めて首位に立った。3ドアハッチバックから5ドアのクロスオーバーまでボディを5タイプ揃え、かつディーゼル車も増やすなどラインアップの拡充が功を奏した。
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