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M3&M4開発プロト同乗。新エンジンの実力

7速M DCTも用意

ワークショップでは、同乗試乗で得た快感の技術的な背景が紹介された。新開発となるエンジンは、3Lの直列6気筒に直噴システムとパラレル・ツインターボを組み合わせている。最高出力は、提供されたエンジン性能曲線によると5500rpmから7300rpmあたりまで430ps以上を発揮するようだ。パワーを示す曲線は7500rpmで切れているが、取材によるとそれ以上に回せる余裕があるとのこと。レブリミットの設定は、7700rpmあたりになるのではないだろうか。

しかも、最大トルクは1800rpmから5500rpmあたりまで500Nm(51kgm)以上を維持する。直噴ターボエンジンでは他に類のない高回転型エンジンとはいえ、気合いを込めてアクセルを踏み続けなければ刺激が引き出せないというわけではなく、アクセルの踏み加減しだいで回転数を問わずいつでも圧倒的な力強さが得られるはずだ。なおかつ、トランスミッションは6MTの他にツインクラッチ式7速M DCTも用意されているのでAT的な乗りこなしも可能となる。

同乗試乗では、パイロンスラロームなどでステアリング操作に対する応答性の鋭さが実感できた。それもそのはずで、車両重量はこのリポートを書いている時点で販売が継続中のM3クーペよりも100kg以上も軽い1500kg以下が開発目標となっているのだ。目標を実現するためにボンネットやサスペンションのアーム類はアルミニウム製、ルーフやトランクリッド、駆動系ではプロペラシャフトがカーボン繊維を用いた複合素材製となる。

当然、軽量化は高効率化にも結びつくだけに燃費やCO2の排出量はM3クーペと比べて大幅に改善されることは間違いない。M3とM4の市販は2014年の夏ごろになるだろう。自らステアリングを持つ機会が、今から待ち遠しくてならない。

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