次期ミニ3ドアHB発見。新たなボディタイプも
掲載 更新 carview! 写真:SCOOPY
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昨年夏にミニ・クーペを、先日のデトロイト・モーターショーでミニ・ロードスターを発表し、話題を集め続けているミニだが、ラインアップの中核を成す3ドア・ハッチバックの世代交代が近づいているようだ。
次期ミニは現行モデルよりボディが若干長く、全幅も広がる模様だ。デザイン面では、現行モデルより強く傾斜したフロントウインドーやスリムなAピラー、長いボンネットフードなどが特徴となるようだ。
また、ヘッドランプのデザインも大きく変更されると言われている。
今回ミュンヘン近郊で撮影されたクーパーSと思われるプロトタイプは、ボンネット上のエアインテークグリルまで完全にカモフラージュが施されていたが、ヘッドライトとウインカーの位置関係からは、かなり個性的な顔つきになると思われる。
インテリアにも大きな変更があるようだ。画像からは判りにくいが、ミニのデザイン上のアイコンとも言うべきセンタースピードメーターが廃止され、ドライバーの正面にコンベンショナルなメーターパネルが備わるようなのである。代わりにインパネセンターには、エアコンベントやオーディオなどが備わるという。
BMWの新型コンパクト・ハッチバックとプラットフォームを共用すると言われている次期ミニのパワーユニットについて、現時点で公式なアナウンスは無いが、ベーシック・グレードのワンが1.5リッターの3気筒、クーパーは1.6リッター直4ターボ、クーパーSは2.0リッター直4ターボになると予想されている。クーパーSベースの高性能バージョンであるジョン・クーパー・ワークスは、最高出力が245psに達するとの噂もある。
ちなみに次期ミニにも、現行モデルと同様に3ドアとコンバーチブルが用意され、さらにクラブマン、クーペ、ロードスター、クロスオーバーも順次モデルチェンジする模様だ。
また、時期は不明だが、新たに5人乗りのMPVバージョンも登場すると言われている。発売時期は2012年末から2013年初旬になる見込みだ。
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