718ケイマンを日本初披露。価格はボクスターより39万円安の設定
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦
ポルシェジャパンは7月1日、ちょうど1ヶ月前にジャパンプレミアされた「718ボクスター/718ボクスターS」に続き、ビッグマイナーチェンジを施した新型「718ケイマン/718ケイマンS」を日本初公開した。
予約受注は既に今年4月28日から開始されており、価格は718ケイマンが619万円(6速MT)/671万4000円(7速PDK)、718ケイマンSが813万円(6速MT)/865万4000円(7速PDK)。これまでオープンモデルのボクスターより高く設定されていた価格は今回から逆転し、全グレードとも718ボクスターより39万円安となった。なお、期間限定で行っていた左ハンドル車の予約受注は6月30日で終了している。
718ケイマンに新たに搭載されるのは、ポルシェが“ライトサイジング”と呼ぶ、水平対向4気筒・直噴ターボで、スペックは718ボクスターと共通となる。ベースグレードの718ケイマンには、最高出力300ps/6500rpm(先代比+25ps)、最大トルク380Nm/1950-4500rpm(同+90Nm)の2リッターターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は275km/hに達する(※)。
上位グレードの718ケイマンSには、911ターボに採用のバリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えた2.5リッターターボエンジンを搭載。最高出力350ps/6500rpm(先代比+25ps)、最大トルク420Nm/1900-4500rpm(同+50Nm)を発生する。こちらの0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は285km/hとなっている(※)。
※PDK、スポーツクロノパッケージ装着時
スプリングレートの引き上げやショックアブソーバーのチューニング変更、0.5インチワイド化されたリヤホイール、+10%ダイレクトに設定された電動パワステなど、俊敏性とコーナリング時の安定性向上を意図した改良を実施。ブレーキシステムもパフォーマンスの向上に合わせて強化されている。また、車高が10mm低くなる「PASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)」、ケイマンSには初採用の車高が20mm低くなる「PASMスポーツサスペンション」をオプションで用意する。
デザイン面では、フロントの水平基調に構成された大型エアインテークや、よりシャープな形状に変更されたヘッドライトが特徴的。リアではテールライトの間に置かれたブラックのアクセントストリップによって、スポーティかつ精悍な印象が増した。インテリアでは、エアベントを含むダッシュパネル上部が新デザインとなり、Apple CarPlayなどスマートフォン専用機能をもつ「PCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム)」なども装備された。
次のページ>>スペック
【こちらもオススメ】
水平対向4気筒ターボを搭載した「ポルシェ 718ボクスター」が日本上陸
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダの「“SUV”軽商用バン」!? 豪華ウッド内装が超オシャレ! 待望のタフモデル「TRIP VAN」とは
東北学院大学自動車部の強さの秘密とは?「東北660耐久レース」に参戦し続ける秘訣は先輩・仲間に恵まれているからでした
【角田裕毅F1第6戦展望】ライバルが争うなか「ソフトタイヤをマネージメントできた」混乱もくぐり抜けスプリント8位入賞
レッドブル、バランスに苦しみマイアミ勝利逃す「フェルスタッペン車のダメージも大きかったが……」
ハイブリッド化はナシで自然吸気で突っ走る! フェラーリの新たな12気筒モデル「12チリンドリ」はクーペとスパイダー同時デビュー
【クルマら部】クルマ愛クイズ!「気になる車名の由来」全4問・解答編!
「輸入車は維持費が高いからなぁ……」って噂は本当? 実際の金額を国産車と輸入車で比較シミュレーションしてみた!
雨が降ったら手で溝を掘って使うってマジ!? 価格は1本約7万円! 意外と知らない全日本ラリーのタイヤ事情
「洗車したら雨が降る!?」クルマ好きなら共感できる「謎の現象」とは? “車あるある”4選
「えっ……!?」F1レジェンド“音速の貴公子” の愛車が中古車市場に登場!? 真っ赤なホンダ「NSX」の気になる価格とは
メルセデスAMG GT 新型登場、高性能ラグジュアリーモデルの魅力とは?
リカルドがスプリント4位“強力かつクリーンな防御”でフェラーリに勝つ「苦しんだ分、喜びが大きい」F1第6戦
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目