ミトのTCT仕様に試乗 遅れてきた“真打ち”
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
というわけで攻めている時は、正直、TCTでなくてもいいとは思った。シフトチェンジが遅いということはないが、マニュアルの方が攻めてる気になれるし、トルクの広さはマルチエアの「D(ダイナミック)」モードの方があるかもしれないが、初期型との差はさほど感じない。
やはり一番の問題は、俺たち男側ではなく、家族側だろう。今回のTCTで一番メリットがあるのは、これを買った人の彼女であり、奥さんだ。特に若くてクルマが1台しか持てず、でもカッコも楽しさも実用性も失いたくないような人にはATは欠かせない。実際問題、マニュアルは楽しいが、相当アクティブな女性でも運転する気になれないだろうし、今やランエボ、インプレッサWRXでもAT、もしくは2ペダルMTが選べる。
そういう意味で、今まで日本におけるミトは決定的に不利だった。ミトの素晴らしさはその欲張り性能にある。カッコよくて可愛くて速くて人が乗れてブランドイメージがあって、なおかつ安い。まなぶには悪いがTCT仕様こそ、男も喜び、女性も子供も喜ぶミト本来の姿。つまり、素材の持ち味を一番引き出す“十八番”だ。実際、ディーラーにもこういう問い合わせがあるという。「いくらで買い換えられますか?」と。
いいクルマは待たずに早く乗りたいし、しかし今の技術はベース車の魅力をどんどんアップデートさせていく。かといってすべてに対応していくとサイフが続かなくなる。人気ジャーナリストもツラいとは思うが、いったいどうするのかね、まなぶ君?
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ミキティ、スマホでポチ買いした1000万超の「超高級車」をついに納車! 斬新“ド派手ドア”搭載の実車に 「かっこいい!」「すごいクルマ」の声集まる
今年は晴れるか? 「ルノーカングージャンボリー2024」は10月27日に開催…仏本社も注目、世界最大級のファンイベント
マセラティが推す「フォーリセリエ」で仕立てた「グレカーレ」と別注カラーの「クアトロポルテ」の新旧トライデントが揃い踏み…で、「フォーリセリエ」とは
トレンドはこれからも「SUV一辺倒」なのか? 欧州市場に見る "風向き" の変化
『レンジローバー・イヴォーク』と『ディスカバリースポーツ』の姉妹が2025年モデルに刷新
ニッサン/ニスモ、CNF使用の『ニッサンZニスモ・レーシング・コンセプト』で富士24時間に参戦
2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
【GT500技術レビュー/ホンダ編】シビックだから採用できた“非対称”なチャレンジ精神
爆排気量“V8”の新型「2ドアクーペ」世界初公開! 800馬力超え×4WDの「最強モデル」! 流麗ボディが超カッコイイ「S Eパフォーマンス」中国に登場
アップルアカデミーが新人セミナーで人材育成に注力
なぜかデコトラ乗りは「バニング」と「街道レーサー」が好き! 改造車の「兄弟ジャンル」といえる意外な共通点とは?
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介