軽パワー搭載、ケータハム160登場
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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ケータハムはクラシックなライトウェイト・スポーツカー「7(セブン)」にスズキの軽自動車用・3気筒660ccターボエンジンを搭載した新グレード「セブン160」を日本で発売した。価格は365万円で、4月1日から発売される。
セブン160のプロトタイプがワールドプレミアされたのは2013年秋のフランクフルトショー。欧州ではユーロ5の排ガス規制への適合を示す“5”を付けた「セブン165」のネームタグを付ける。
スズキ製の660cc3気筒ターボは最高出力=80ps/7000rpm、最大トルク=107Nm/3400rpmを発生。これに5速MTギアボックスを組み合わせ、490kgというウルトラ・ライトウェイトの車体を0-100km/h加速=7.4秒、最高速度=160km/hまで引っ張る。
エンジン以外では、ギアボックスとリアアクスルもスズキから供給を受ける。足回りは前=ダブルウィッシュボーン×後=5リンクのトレーリングアームで、前後155/65R14という細いタイヤにナローフェンダーを組みさわせているのも特徴的だ。
また、日本の軽自動車規格にも合致するのも従来にないポイントで、燃費は欧州参考値で20km/Lをマークするという。
英国大使館で行われたプレス向け発表会には、今季ケータハムチームからF1参戦することが決まっている小林可夢偉も姿を見せ、「セブンはヘルメットの中で笑顔が出るような、ユニークでシンプルで、昔のクルマのよう。特に160は誰にでも恐怖感無く走らせられるから、みなさんもトライしていただきたい。」とコメントしている。
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