ムーヴ コンテに試乗。運転席パワーシートも!
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
軽自動車が実りの秋だ。いや、当初は“ワゴンRの秋”になるかと予想していたけれど、最大のライバル、ムーヴも黙っちゃいなかった。トッポもライフもek(マイチェン)も、ハイト~セミハイトワゴン系モデルがたわわに実る、にぎやかな秋になった。
ムーヴに実ったのは、御本家をベースにスクエアなボディデザインを纏い、新たな個性を打ち出したハイトワゴン系のムーヴコンテだ。実は、御本家が06年10月に新型にスイッチしてからも、派生モデルであるホンワカ癒し系のムーヴラテは、まだ旧型ベースのままラインナップされている。だからこのムーヴコンテは、ラテの後継なのでは?という噂が流れたのだが、それは早とちりだったようだ。
そんなわけでムーヴ一門は、モダンなモノフォルムデザインの御本家ムーヴ、丸く甘いモチーフを散りばめたムーヴラテ、そしてボンネットもルーフも平らでスクエアなムーヴコンテという三兄弟に増えた。スクエアといっても、角はなめらかに面取りされていて、威圧感を与えるような雰囲気ではないのが特徴だ。
このムーヴコンテの登場によって、私はここで読者の皆さんに謝らなければならない。というのは、今まで様々なメディアで「軽自動車のユーザーは今、より広い空間を求めている」とお伝えしてきた。それはまったくの間違いではないのだが、とても重要な要素を見落としていたことに気がついた。ムーヴコンテだけでなく、三菱トッポの復活からも確信した重要な要素とは、軽自動車を好む人々が求めるのはただ単純に広い“空間”ではなく、自分が心地いいと思える“空感”なのだということだ。
事実、ムーヴコンテの室内空間は長さも幅もムーヴより狭く、頭上だけが15mm高い。でも運転席からはボンネット両端が確認でき、アイポイントからフロントのルーフまでがガランと広い感覚は、先代ムーヴそのもの。新型ムーヴの“空感“に馴染めなかった人たちにとって、待望の原点回帰モデルでもあるのがコンテなのだ。
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