新型フリードのガソリン仕様に試乗。ハイブリッドとの40万円差をどう考える?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
発売直後のこのタイミングで、フリード・G ホンダセンシング付きを借りだして試乗した。ブルーホライゾンメタリックのエクステリアカラーに、縞模様のグレーがかった茶色のファブリックシートの組み合わせは、カタログやテレビCMでも使われる仕様だけあって、なかなか素敵なコンビネーションだ。ダッシュパネルに貼られた明るい木目調の加飾パーツがインテリアの差し色になっている。ちなみに、木目調だが触るとソフトな感触のパーツだった。
ドライバー正面の水平に長く天地に薄いメーターナセルは、右から燃料計、速度計、回転計、シフトポジション、時計が表示され、一番左はスイッチで燃費やコンパスなど、内容を切り替えることができるようになっている。視認性は良好。インパネのあちこちに小物入れがあって使いやすい。視界のよさに気づく。Aピラーが2分割されていて、その隙間から斜め前方を視認できるのはユーザーフレンドリーだと思う。太いAピラーは安全運転の邪魔だ。
フリードは、2列目がベンチシートではなくキャプテンシートを選んだ場合、1~3列目をウォークスルーで移動することができるのが自慢だ。そのせっかくのセールスポイントを阻害しないよう、ATセレクターはインパネから生えている。また1、2列目シートに薄型のアームレストを用いることで、シート間のスペースを確保している。おかげで身体の硬い私でも楽々1列目から3列目へ移動できた。
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