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7月市場概況 補助金反動減に各社の対応は?

ココも気になる!その2

世界No.1を目指し、VWが好調をキープ

 昨年、国内で4年ぶりに年間5万台を突破し、12年連続輸入車ブランドNo.1となったVW。世界市場でもアウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体で816万台、前年比14%増を達成し、トヨタを抜き、ゼネラルモータース(GM)に次いで世界No.2の座を奪取した。今年に入っても好調を維持し、国内では1~7月累計で3万3413台、前年同期比22.2%増、世界市場でもグループ全体の1~6月の上半期累計で445万台、同8.9%増、VWブランドの乗用車のみでは279万台、同10.2%増となり、中国市場とアメリカ市場で2ケタの高い伸び率を記録した。特にアメリカでは好調で、1~7月累計で24万5739台、同34.1%増となっている。

 国内では販売の約50%を占める「ゴルフ」、「ゴルフヴァリアント」が好調で、7月単月で見てもVW全体で35.4%増となるなか、ゴルフが65%増、ヴァリアントは106%増を記録。さらに「シャラン」が43%増、6月に発売された「ザ・ビートル」も受注が2000台超と、まだまだ伸びしろを感じさせる売れ行きだ。

 もちろんニューモデル展開にも抜かりはなく、6月に投入した4WDの「パサートオールトラック」に続き、7月に4ドアクーペの「CC」を発売。新たなフラッグシップモデルの導入で、上級セグメントでも拡販を狙う作戦だ。さらに今秋にはニューコンセプトのコンパクトカー、「UP!(アップ)」が日本上陸の予定。ヨーロッパでは10月にもゴルフがフルモデルチェンジされるほか、アメリカ市場の主力モデルとなっている「ジェッタ」にハイブリッド仕様を設定し、年内にアメリカ市場で発売することがアナウンスされている。

 世界市場における今年の上半期累計ではトヨタ(ダイハツ、日野を含むグループ全体)に52万台の差をつけられているが、積極的なニューモデル展開でどこまで迫れるか、年末まで目が離せない状況になりそうだ。

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