新型3シリーズに試乗、まずは「328i」から!
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:小林 俊樹
新型328iは排気量が小さくなったことを感じさせない、むしろ3リッター以上の自然吸気式エンジンを搭載しているような力強さと意のままになる応答性を実現している。こうしたエンジン特性を最大限に生かすことができるシャシーを備えることも魅力だ。ステアリング操作に対する応答性は正確そのもの。走行モードをスポーツにすると中速域からステアリングの手応えがやや重めになるだけに、操作に対する応答性のダイレクト感も増す。
さらに、トレッドを拡大した効果によりコーナー進入直後から4輪がシッカリと路面をつかんでいる感覚が確かめやすくなっている。しかも、この感覚はサスペンションを固めることで得たわけではない。それどころか、サスペンションはコーナーを飛ばしぎみに駆けぬける場面でもしなやかに動く。したがって、コーナリング中に路面のうねりなどの外乱を通過してもクルマの姿勢はビタッと安定している。
また、前のパートで微妙なアクセル操作によって狙ったコーナリングラインへの乗せやすさを指摘したが、それは前後重量配分が50:50(車検証に示された前後の軸重も780kg:780kg)となるBMWならではの特徴ともいえる。
つまり、コーナリング中に一定の速度を保っていれば、前後方向の荷重移動が発生せず前後のタイヤはバランスのいいグリップ力を発揮する。そこから少しアクセルを踏めばリアの荷重が増しリアタイヤのクリップ力が増え弱アンダーステア傾向、少しアクセルを戻せばフロントの荷重が増しフロントタイヤのグリップ力が増え弱オーバーステア傾向になるというコーナリングのセオリーが、まさに教科書通りに再現されるのだ。
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