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第3のエコカーが好調 9月のマーケット概況

ココも気になる!その1

「第3のエコカー」投入で、ダイハツが軽市場を牽引

 

 11年度上期(4~9月)で、「トヨタ プリウス」が11万3211台で3期連続のトップとなり、乗用車全体に占めるハイブリッド車(HV)販売比率は2.3ポイント増の18.4%に上昇した。電気自動車(EV)も「日産 リーフ」が今年1~9月累計で7256台、「三菱 i-MiEV」が1361台と確実に販売台数を伸ばしている。HVやEVに代表される低燃費車は、「エコカー」としてクルマ選びの一つのカテゴリーに成長したいえるだろう。そんなエコカー市場に電気の力を使わずに挑んでいるのがマツダとダイハツだ。

 マツダはスカイアクティブ、ダイハツはe:S(イース)という新技術体系を標榜し、ガソリンエンジンやAT(CVT)の高効率化はもちろん、ボディの軽量化や空力性能の向上など、従来技術のトータルブラッシュアップでHVに並ぶ低燃費を実現した。6月のマイナーチェンジでスカイアクティブ技術の一部を初搭載した「マツダ デミオ」は7月1万464台/前年同月比33.5%増、8月は5868台/同34.4%減と低調だったが、9月は7542台/同23.6%増と売れ行きを伸ばした。そして9月20日に発売された「ダイハツ ミライース」はJC08モード30.0km/Lの低燃費に加え、79.5万円からというリーズナブルプライスまで実現。先行予約分があったとはいえ、販売日数が11日と少なかったにもかかわらず、月間販売目標7000台を上回る8870台を売り上げた。

 ミライースは受注ベースでも発売後約2週間で約2万5000台と絶好調で、早くも10月からの増産が決定されたほどだ。これまで「ミラ」クラスの軽乗用車は女性ユーザーが7割強だったが、ミライースでは男性比率が50%超となり、幅広い年齢層から支持されているのが特徴。もはや燃費は男女を問わず、クルマ選びの最重要項目なのだ。とはいえ、軽市場は12カ月連続で前年割れと厳しい状況。低燃費&低価格を切り札としたダイハツのがんばりはもちろんだが、ライバルメーカーの対応策にも注目したいところだ。

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