フェラーリ ポルトフィーノは先代カリフォルニアTと別モノに進化していた
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フェラーリ・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フェラーリ・ジャパン
一方、持てるパフォーマンスをとことん味わうなら、やはりルーフは閉じた方がいい。ボディの剛性感は格段に高まり、ハンドリングがグッと引き締まって、ステアリングレスポンスも格段に正確性を増すから、コーナーの連続する区間が待ち遠しくなる。
ステアリングホイール上のスイッチで切り替えるマネッティーノの設定は、COMFORTではE-デフが、外輪に多くのトルクを分配して、より旋回を助ける方向に働く。それはそれで軽快感を味わえるが、600psというパワーを、285サイズという細身のリアタイヤだけで路面に伝えることを考えれば、ハイペースで走らせるには、トラクション重視で挙動もダイレクト感が高まる方向のSPORTモードを選んだ方がいい。アクセルオンの際の、いかにもハイパワーFRらしくリアを沈み込ませて路面を捉え、力強く加速していく様は快感だ。
エンジンも、低回転域から7500rpmのレヴリミットまで、至極スムーズに一直線に吹け上がる。加速の勢いはまさに仰け反るようだが、決して粗野では無くコントローラブル。エキゾーストサウンドは基本はバリトン。488のように、もっと高音のソプラノを響かせてくれたら、もう言うことはないのだが。
何のストレスも無く、それどころか快感に満ちたデイリーユースを楽しませてくれそうなフェラーリ ポルトフィーノ。文字通り、このクルマとならオン・オフ問わずにシームレスに人生を彩ってくれるだろう。
尚、車両本体価格は2530万円に設定されている。最高出力540ps、ソフトトップの「ポルシェ 911 ターボ カブリオレ」が2533万円なのだから、相当に戦略的な値付けであることは間違いない。
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