BMW i8、国内長期試乗でわかったその本質
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
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また、加速を鋭く感じさせる要素に軽さがあることも忘れてはならない。iブランドとして一足早く登場しているi3にも通じることだが、ボディ下部にはドライブモジュールと呼ばれる走行性能を受け持つアルミ合金製のフレームがあり、その上にライフモジュールと呼ばれる軽量カーボンで作られた居住空間が載る。重いモノは下部に配置して、上部は可能な限り軽くするこの2ピース構造は、軽さと低重心を今までにないレベルで追求できる。
具体的には、4690×1940×1300mmの3サイズで、なおかつ重量増がのしかかるハイブリッドシステムを搭載していながら、車両重量は1500kgという軽さに仕上げることができている。これを前述したエンジンとモーターのトルクフルな動力で走らせるのだ。出足が鋭いのは当然だし、速度コントロールがし易く走り易いのは言うまでもないだろう。
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