ボルボイメージを覆す!? XC60ついに日本上陸!
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
ボルボと言えば四角いクルマだという意識でいると、「これが本当にボルボ?」と思うかもしれない。そのフォルムは明快な前傾姿勢。コークボトルのようなウエストのくびれ、ふくよかなリアフェンダーと合わせて、従来のイメージを塗り替える躍動感を湛えている。
しかしよく見てみれば、Vシェイプのボンネットやワイド感を強調するショルダーといった定番のディテール、そして何より大型化されたグリルとその中のアイアンマークがアイデンティティを主張していると気付く。確かに斬新。しかし紛れもなくボルボなのだ。
インテリアも似たような印象をもたらす。パッと見の印象はこれまでのボルボ流。しかしセンターコンソールは明確にドライバー側へと向けられ、ドライバーズカーであることを強調している。ナビゲーションシステムの画面がようやくダッシュ内蔵式となったのも嬉しいニュース。画面はやや小振りながら視認性も使い勝手も従来より俄然高まっている。こちらは間違いなくボルボ。しかしすべてが新しい、というわけである。
特筆すべきは、こんな風に従来になくデザイン重視でありながら、持ち前の使い勝手の良さはまったく犠牲にしていないということだ。運転席からはボンネットがしっかり見えて車両前端が解りやすいし、車両左側の死角はカメラでしっかりフォローされている。そしてドアミラーを見ればかすかに映るフェンダーが車幅感覚を掴みやすくしているといった具合。たとえば全幅が1890mmなどサイズは決して小さくはないのに、とても取り回しやすいのだ。
新鮮さと独自の哲学が自然に同居したこの内外装。まずは大いに好印象である。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
小さいことに価値があるGLAのベストバイがコレ!【メルセデス・ベンツ GLA】
昭和世代じゃなきゃ理解不可能!? マツダがこだわる[ロータリーエンジン]って何がそんなにスゴい?
新型[コスモスポーツ]復活!! 特許庁に出願されたから市販化秒読み!? しかもリトラクタブルも続行
彼女のマツダ「RX-7」は175台限定の「タイプRZ」でした! ドレスデザイナーがFD3Sを選んだ理由と愛車に巡り合ったストーリーとは
鉄人リードのル・マン連続出場途切れる。ドライバー変更のプロトン、マスタング3台目のカラーリングを公開
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
ハイブリッドでクラシックな「アメリカン」 ジープ・グランドチェロキー 4xeへ試乗 悪路性能は圧巻
人はなぜ「◯◯界のロールス・ロイス」を目指すのか? 最高であり文化の香り漂うのは「ベル・エポック」という豊かな時代に誕生したから!?
フォード・マスタング躍進。チャズ・モスタート&キャメロン・ウォーターズが今季初勝利/RSC第4戦
2024スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
ふたつの心臓を持つ猛牛!ウルスにプラグインHVが登場【ランボルギーニ ウルスSE】
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった