ムラーノ・FF仕様、街乗りならこれで充分!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
そしてもうひとつ、個人的な意見を言うならば、僕は街乗りメインのSUVであれば駆動方式は何でもいい、とすら思っている。確かにSUV=4WDというイメージはあるが、それはあくまで記号であって、全ての場合に実益が伴うものではない。
夜飯に行く、夜お茶に行くのに、ヘビーデューティーを語られたらチト荷が重い、というのも気分としてある。もちろんイザという時の使いでとして4WDはありだが、都内に雪が振った時にたまたまクルマに乗っている確率というのは計算するのもバカらしいわけで、そこに本質は存在しないように思う。
4WDか否かよりもむしろ、アガった気分で勢いとともに乗れたり、ちょいとそこまでサッと行ける手軽さの方が重要じゃないか、と思うのだ。だから1月に登場した今回の試乗車であるFFモデルに、僕は違和感なんか全く覚えず、むしろそれが良いと思えた。それに街乗りメインと考えるなら、当然のように4WDよりFFの方がエコだろう。時代の空気にもあっているというものだ。
普通のクルマよりも高いポジションから見下ろす感覚で、サラリと目的地に付けるなら、駆動方式がいかに? は無意味。それより軽快に乗り付けられるFFの方が気分に合っていると思える。
とはいえ一応実際の走りの違いも述べておくとしても、実は4WDよりもFFの方が良いと僕は思っている、ムラーノに関して。なぜならば4WDに対してFFモデルは、駆動するタイヤの数が少ないせいか、はたまた車両重量が軽いためか、フィーリングとしてスッキリとした感覚が強くあるからだ。
だからサッと乗れる、ということを考えると、フィーリングも含めてFFがいい。ステアリングからの感触も、軽やかさが際立っている、4WDと比べると。そしてそうした感覚の方が街乗りSUVに相応しい。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
小さいことに価値があるGLAのベストバイがコレ!【メルセデス・ベンツ GLA】
昭和世代じゃなきゃ理解不可能!? マツダがこだわる[ロータリーエンジン]って何がそんなにスゴい?
新型[コスモスポーツ]復活!! 特許庁に出願されたから市販化秒読み!? しかもリトラクタブルも続行
彼女のマツダ「RX-7」は175台限定の「タイプRZ」でした! ドレスデザイナーがFD3Sを選んだ理由と愛車に巡り合ったストーリーとは
鉄人リードのル・マン連続出場途切れる。ドライバー変更のプロトン、マスタング3台目のカラーリングを公開
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
ハイブリッドでクラシックな「アメリカン」 ジープ・グランドチェロキー 4xeへ試乗 悪路性能は圧巻
人はなぜ「◯◯界のロールス・ロイス」を目指すのか? 最高であり文化の香り漂うのは「ベル・エポック」という豊かな時代に誕生したから!?
フォード・マスタング躍進。チャズ・モスタート&キャメロン・ウォーターズが今季初勝利/RSC第4戦
2024スーパーGT第3戦鈴鹿のGT300クラス公式予選Q1組分けが発表
ふたつの心臓を持つ猛牛!ウルスにプラグインHVが登場【ランボルギーニ ウルスSE】
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった