新しいサーキット専用ハイパーカー
フェラーリのFXXに続いて、今度はランボルギーニのレーシング部門、スクアドラ・コルセが、台数限定のサーキット走行専用モデルを発表する。
【画像】ランボルギーニSC18、アヴェンタドール、フェラーリ FXX【ハイパーカー比較】 全68枚
このモデルは公道走行も可能なSC18アルストンに続くもので、同社が公表した新しい映像では、高速テストを行っていることが分かる。
アヴェンタドールの6.5L自然吸気V12エンジンのアップグレード・バージョンを搭載し、830psを出力するという。
確認はされていないが、このハイパーカーは「SVR」と呼ばれているとの情報も入ってきている。
昨年の予告映像からも分かるように、新しいモデルのボディワークは、SC18アルストンよりもさらに特別感が強く、アヴェンタドールとのスタイリングの共通点は、ほとんど見られない。
低く下がったV字型のフロントエンドと、際だったスプリッター、ルーフに取り付けられたエアスケープ、レーシング仕様のリアウイングを備え、アグレッシブなディフューザーを見ることができる。
ル・マン参戦マシンとの関連性は?
昨年、ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOはAUTOCARに対し、2021年から始まるル・マン耐久レースのハイパーカー・カテゴリーへの参戦を検討していると語っていた。
公式ルールでは、レースバージョンは市販モデルとの強い関係性が必要であり、2年間で20台生産する必要がある。
そのため、ル・マン参戦マシンが、非常に台数を限定するという今回の新モデルをベースとする可能性は低いと考えられている。
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