最初にして孤高のZモデル
text:Takuo Yoshida(吉田拓生)モーターショーに出展される浮世離れしたスタイルの車輛は、コンセプトモデルと呼ばれている。
【画像】日本にあった! BMW Z1【ディテール】 全30枚
その役目は開発中のテクノロジーをお披露目することや顧客の反応を見たりするためのもの。
それらはしかし、実際に販売の予定がないからこそ、デザイナーやエンジニアたちが、一切の妥協を排して腕を振るった偉大な佳作でもある。
だが80年代の後半から90年代初めの、現代の眼から見れば「狂った時代」には、夢が現実となって市販されることもあった。
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