Aston Martin Valkyrie
アストンマーティン ヴァルキリー
アストンマーティン ヴァルキリー、F1イギリスGPを前にデモランを敢行
イギリスGPの大観衆の前で初の走行シーンを披露
F1イギリスGPが開催されたシルバーストン・サーキットに「アストンマーティン ヴァルキリー」が登場し、集まったレースファンを熱狂の渦に巻き込んだ。最高出力1160bhpを誇るヴァルキリーのステアリングを握ったのは、アストンマーティンのテストドライバー、クリス・グッドウィン。今回はラップタイムを狙ったサーキットアタックではなく、あくまでもお披露目走行となったが、ハイパーカーのポンテシャルの一端を見せるには十分だった。
ヴァルキリーは、アストンマーティンとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ、さらにAFレーシングの技術協力により開発。世界で最も高性能なロードカーであると同時に、世界耐久選手権(WEC)に投入されることが決まっている。これまでシミュレーションや限定的なテスト走行を行なってきたが、世界的に注目集める中で走行シーンを披露するのは今回が初となる。
テストドライバーのグッドウィンが走行を担当
シルバーストンでの走行を終えたクリス・グッドウィンは、以下のようにコメントした。
「私はレッドブルレーシングのファクトリーにあるシミュレーターや、様々なスポーツカーで、シルバーストンを数え切れないほど走ってきました。でも、今日ここでアストンマーティン ヴァルキリーをドライブするのは、本当に特別な経験になりました。もちろんまだ多くの開発作業が必要ですが、この数ヵ月間の開発やテストの成果を見せることはできたと思います」
「それにしても、今日はずっと笑顔が止まりませんでした。そして、スタンドから観ていた観客の皆さんも、私と同じように楽しんでいたことを願っています」
5年前、ニューウェイのスケッチからスタート
アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOも興奮が隠しきれない様子だ。
「今日はアストンマーティンだけでなく、自動車業界全体にとっても歴史的な1日になりました。ヴァルキリーは、これまでスーパースポーツの常識を塗り替え続けてきました。今日のクリスのデモンストレーションランは全開走行ではありませんでしたが、私たちはいつかこの壮大なサーキットで、そのポテンシャルを最大限に引き出すために戻ってくる事をお約束します」
レッドブル・レーシングのチーフテクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイは、シルバーストンでの走行後、感動のコメントを残した。
「私が最初にスケッチを描いてから5年後、ヴァルキリーが走る姿を見るのは、すごく感動的な出来事でした。私の視界でフォルムを変えながら走り去り、騒音が遠ざかっていくことで、改めて物事が動き始めたと実感しています。シルバーストンという、英国モータースポーツのメッカで走ったことは、開発チームにとって考えられないほどの後押しになるでしょう」
150台が製造されるヴァルキリーの公道仕様はすでにソールドアウトしており、2019年後半からデリバリーされる予定となっている。
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