ウェールズ政府 改修業者を選定中
新生TVRは、新工場で一刻も早く新たな活動を始めることを希望している。ウェールズ政府が選んだ業者よって、新しい工場がしっかり整えられる段取りだったのだが……。
2017年9月に、最高出力507psのV8エンジンを搭載する全く新しいグリフィスを発表したTVR。AUTOCARでも数々の特集を組んだので期待をしている方も多いだろう。同社は、ウェールズのエブブ・ベールにあるラッソー工業団地内の新工場で、その新型車の製造を予定している。
しかし困ったことに、現在この工場の改装作業が延期されているのだ。ウェールズ政府は2018年、TVRの株式の3%を買い取り、さらに200万ポンド(約2.8億円)を貸し付けた。それによってこのプロジェクトは、欧州連合の政府出資に関する規定に従わなければならないことになってしまったのだ。
荒れ果てた工場の改修作業を請負う業者の入札は、ウェールズだけでなくEU全体から行わなければならなくなったのだ。ウェールズ経済運輸大臣ケン・スケーツは現在、「このプロジェクトに適切な建築業者を選んでいるところだ」と状況を説明している。
一方のTVRは、すぐにでも作業が始まることを希望しており、同社のSNSにメッセージを掲載した。
スキール音とエンジンの唸り声
TVRがSNSに投稿した声明は次のように述べられている。「われわれがさらなる詳細を発表する前に、いくつか解決しなければならない細々とした問題があります。しかし、タイヤのスキール音とエンジンの唸る音がもうすぐ聞こえてくると正式に発表できることは、本件に関わるすべての人にとって素晴らしいニュースでしょう」
遅れの原因は「有害で特異な物質の発見や、屋根と防火装置の貯水タンクの状態など、建物内に関するいくつかの不明点をはっきりさせる必要があるため」と、TVRは付け加えた。
TVRは当初、2019年初頭には最初のグリフィスを納車したいと考えていた。遅れている生産開始がいつになるのかは、まだ明らかにされていない。
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