もくじ
ー ゴーストやマイバッハに対抗
ー コンチネンタルGTとは異なるルックス
ー EVの投入も視野
読者投稿 ベントレー新型コンチネンタルGTコンバーチブル W12開発車両
ゴーストやマイバッハに対抗
ベントレーの次期型フライングスパーは2019年により独特なラグジュアリーサルーンとして生まれ変わる。このモデルは電動化世代前の最後のベントレーとなるだろう。
この4ドアのフライングスパーは、ロールス・ロイス・ゴーストやメルセデス-マイバッハS600に対するベントレーの回答だ。コンチネンタルGTとは異なったスタイルを採用し、この世代のベントレーの幕を閉じるクルマとなる。その次に登場するクルマでは全く新しいデザインとなり、同社初の電動パワートレインも採用される見込みだ。
フライングスパーをはじめとしたこのコンチネンタルファミリーのデザインは何年も前から完成されている。昨年のフランクフルトショーで発表されたコンチネンタルGTクーペや、今年後半に追加予定のコンチネンタルGTCなどは揃ってデザインされ、フライングスパーもそれに追随する形だ。
AUTOCARの理解では、フラインスグパーのスタイリングはコンチネンタルGTのテーマに沿ったものとなる。ただし、アルミ製ボディパネルでは困難とされてきたような、特徴的な造形が与えられるだろう。
コンチネンタルGTとは異なるルックス
ベントレーはコンチネンタルとフラインスグスパーの間に今まで以上の見た目における差別化を図ると見られている。これにより、モデルごとの個性を際立たせるのがねらいだ。これは現行フライングスパーから始まった傾向であり、初代についていた「コンチネンタル」という接頭辞を取り除いたことからもわかる。
いっぽう、コンチネンタルGTCはフロントやドアをクーペと共有するが、リトラクタブル・ソフトトップを格納するためにリアエンドのデザインは異なっている。
新しいフライングスパーにはさまざまな種類のエンジンが用意される見込みだ。たとえば、現在のV8とW12のガソリンエンジンや、V6ベースのプラグインハイブリッドなどが該当する。ハイブリッドの選択肢は特に中国で歓迎されるだろう。
しばらくすると「スピード」がモデルの頂点に投入されることも考えられる。これはコンチネンタルGTやGTCと同様に高性能エンジンが搭載される。
コンチネンタルシリーズが完成した後には、ベントレーはデザイン面で次のステップに進むことになるだろう。よりフレッシュでモダンなデザインを考えているようだ。
EVの投入も視野
ベントレーは現在のコンチネンタルGT/GTC/フライングスパーファミリー、ミュルザンヌ、ベンテイガに続く第4のモデルを検討しているとみられる。ただし、公式には最近ジャガー・ランドローバーから移籍したエイドリアン・ホールマークCEOのもとで何も発表されていない。フライングスパー以降のモデルについては公式な開発はなされていないのが現状だ。
現在最も有力とされているのはポルシェが開発したJ1プラットフォームによる電気自動車だ。2019年の登場がうわさされるポルシェ初のEVである「ミッションE」に使われるものだ。発売時には別の名称が与えられると考えられるが、911とパナメーラの中間サイズの4ドア車といわれている。
このサイズの車両はベントレーにとっても魅力的であろう。他にもスピード6コンセプトのようなスポーツカーや、ベンテイガの下にくる小型SUVのふたつの選択肢が挙げられていたが、前任のウォルフガング・デュルハイマーは前述の4ドアを有力視していたようだ。
その他にも、最低1車種の電動ベントレーが続くだろう。おそらくそれが新生ミュルザンヌとなるが、名称は変わるかもしれない。純粋なEVだけではなく、ベントレーは2025年までにすべてのモデルにハイブリッドなどの電動仕様を投入する予定だ。例えば、コンチネンタルファミリーやベンテイガのプラグインハイブリッドなどがこれに該当する。
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