現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ヴェラールSVR 550psでレンジローバー最速モデルへ

ここから本文です

ヴェラールSVR 550psでレンジローバー最速モデルへ

掲載 更新
ヴェラールSVR 550psでレンジローバー最速モデルへ

もくじ

ー レンジローバー史上最速モデル
ー 軽量化も重要 同門のSVRとは異なる方向性

BMW1シリーズ新型 前輪駆動化の狙いは? M130iXの情報も

レンジローバー史上最速モデル

レンジローバーではブランド史上最速モデルを作り出すため、スーパーチャージャー付き5.0ℓV8エンジンをヴェラールのエンジンルームに押し込んだ。

このV8モデルは、ランドローバーのオフロード性能とどう猛なパフォーマンスを併せもった、BMW X6 Mのライバルとして10月の発売が予定されている。

レンジローバーSVRシリーズとエンジンは共通だが、他の8気筒モデル同様、ヴェラールSVRを名乗るかどうかは明らかにされていない。


それでも、保険会社のデータベースからは、このヴェラールのホットモデルのテストカーには5.0ℓV8が使用されていることが確認でき、レンジローバー・スポーツSVR同様、ジャガー・ランドローバーで広く使われているスーパーチャージャー付きエンジンの搭載を示唆している。つまり、この最もホットなヴェラールは550psのパワーと69.4kg-mのトルクを発揮し、0-100km/h加速は4.2秒ほどになるだろう。

最近ニュルブルクリンクでのテスト風景が目撃されたこのSVRのエンジンを積んだヴェラールだが、ハイパフォーマンス部隊であるスペシャル・ヴィークル・オペレーションズ(SVO)が手掛けるなかでは最も安価なモデルであり、さらに他のSVRと比べれば軽量で小型なボディによって、最速のモデルに位置付きけられることになる。

軽量化も重要 同門のSVRとは異なる方向性

アルミニウム製ボディをもつヴェラールにもSVRによる軽量化が施されることで、その車体重量は1800kg程度になると予想される。それでも軽量とはいえないが、X6 Mよりは465kgも軽く、レンジローバー・スポーツSVRと比べれば500kg近くの減量となる。

SVOのエンジニアによるシャシーのセットアップは最終段階を迎えており、このなかにはエアーサスペンションの新たなパフォーマンス・セッティングも含まれている。サスペンション・セッティングには激しいドライビング向けとして、より硬められたスポーティなモードも準備される。


カモフラージュの上からでも、テストカーのリアにはふたつの新たなエグゾーストの間に収まるディフューザーを確認することができる。さらにホイールも軽量な新デザインとなっている。

BMW X6 Mとともに、6月発売予定のジャガーF-PACE SVRもヴェラールのライバルとなるだろう。このモデルにもヴェラールと同じV8エンジンが搭載されるが、そのスペックはより強力なF-タイプ SVR同様の575psを発揮し、0-100km/h加速は4.0秒以下と予想されている。

両者の共通点にもかかわらず、F-PACEとヴェラールのSVRではそれぞれ目指すべき市場の方向性が若干異なる。つまり、ジャガーがオンロードでのパフォーマンスを重視する一方、ヴェラールは依然としてオフロード性能をその特徴にするということだ。

ヴェラールSVRの価格は9万ポンド(1370万円)と予想され、より大型のレンジローバー・スポーツSVRよりもおよそ1万ポンド(152万円)ほど安価なプライスタグを掲げることになる。

こんな記事も読まれています

<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
レスポンス
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
GW期間中に多いクルマのトラブルは何? JAFが2023年に救援した出動理由TOP10を紹介!
くるくら
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
レッドブル離脱のニューウェイはどこへ行く……アロンソとホンダが待つアストンマーティン? それともハミルトン加入のフェラーリ?
motorsport.com 日本版
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
「背の低いマツダ」ついに出た! 新「マツダ6」じゃないよ「EZ-6」中国で発表 “電動専用車”に
乗りものニュース
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
マツダが新型「ロータリースポーツ」登場へ!? 美しすぎる「和製スポーツカー」のスペックは?価格は? 期待高まる「アイコニックSP」どうなるのか
くるまのニュース
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
SHOEI「GT-Air 3 SCENARIO」 “REALM”に続くグラフィックモデル登場
バイクのニュース
フィアット500/500C、新グレード「ドルチェヴィータ」追加、ブルーカラーの限定車も発売
フィアット500/500C、新グレード「ドルチェヴィータ」追加、ブルーカラーの限定車も発売
レスポンス
ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む
ミツビシが新SUV時代を迎えるSCBに電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む
AUTOSPORT web
ベントレーが家具の新コレクション発表「ミラノデザインウィーク2024」に出展して存在感をアピール
ベントレーが家具の新コレクション発表「ミラノデザインウィーク2024」に出展して存在感をアピール
Auto Messe Web
新ブランド「N」のバッジは半端じゃない! ヒョンデが持ち込んだ「IONIQ5 N」はサーキットも全開で走れる異次元のEVだった【動画】
新ブランド「N」のバッジは半端じゃない! ヒョンデが持ち込んだ「IONIQ5 N」はサーキットも全開で走れる異次元のEVだった【動画】
WEB CARTOP
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(2)】「SV」を冠するレンジローバースポーツには、たぶん敵わない
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(2)】「SV」を冠するレンジローバースポーツには、たぶん敵わない
Webモーターマガジン
三菱自、ルノー・キャプチャーベースの欧州向けSUV「ASX」を大幅改良
三菱自、ルノー・キャプチャーベースの欧州向けSUV「ASX」を大幅改良
日刊自動車新聞
MotoGPスペインFP1|母国戦のマルケス兄弟がワンツー体制でスタート! 弟アレックスが好調トップタイム
MotoGPスペインFP1|母国戦のマルケス兄弟がワンツー体制でスタート! 弟アレックスが好調トップタイム
motorsport.com 日本版
いすゞとUDトラックスが「ジャパントラックショー2024」に共同ブースを出展! いすゞグループの商品やソリューションを展示
いすゞとUDトラックスが「ジャパントラックショー2024」に共同ブースを出展! いすゞグループの商品やソリューションを展示
くるまのニュース
ホンダ・ヴェゼルがマイナーチェンジ。内外装を見直し、アウトドアテイストの新グレードを追加
ホンダ・ヴェゼルがマイナーチェンジ。内外装を見直し、アウトドアテイストの新グレードを追加
AUTOSPORT web
カワサキ、SBKワークス活動は終了「レース成功への情熱は今も変わらない。両メーカーのファンに活気を与えられると願う」と伊藤浩社長
カワサキ、SBKワークス活動は終了「レース成功への情熱は今も変わらない。両メーカーのファンに活気を与えられると願う」と伊藤浩社長
AUTOSPORT web
VW『ポロGTI』25周年、記念の限定車を日本で227台販売
VW『ポロGTI』25周年、記念の限定車を日本で227台販売
レスポンス
映画で見る「パトカーの体当たり」はガチで行われていた! 日本とは全然違うアメリカ警察の装備や行動
映画で見る「パトカーの体当たり」はガチで行われていた! 日本とは全然違うアメリカ警察の装備や行動
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1835.03267.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

108.04200.0万円

中古車を検索
レンジローバーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1835.03267.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

108.04200.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村