RE雨宮RX-7など5車種が追加。グランツーリスモSPORTの11月アップデートが配信開始

　好評発売中のプレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』に11月アップデートとなる“1.50”が配信された。東京モーターショー開催期間中の10月25日に発表されたジャガーのビジョン・グランツーリスモ『ジャガー・ビジョン・グランツーリスモ・クーペ』や、ルーフCTR3 '07、BMW M3クーペ'03、トヨタ86 GT“Limited”'16、RE雨宮・雨宮μ過給圧上昇7の計5車種が新たに追加されている。

　今回のアップデートではグランツーリスモシリーズには久々の復活となるドイツの自動車メーカーのルーフからルーフCTR3 '07が登場。CTR3はポルシェ997をベースとしているが、ルーフ独自のミッドシップレイアウトに変更されており、最高出力700馬力を誇るなど刺激的なマシンとなっている。

　また、BMWのMシリーズからはM3クーペ '03が追加されている。フロントに搭載された3.2リッター直列6気筒エンジンは343馬力を発揮し、FRボディとあいまってゲーム内でも楽しいドライビングを体験できるだろう。

　さらに、ビジョン・グランツーリスモ最新作であるジャガー・ビジョン・グランツーリスモ・クーペがラインアップに新登場。東京モーターショー期間中に発表されたこのマシンは、イギリスの高級車メーカーがABBフォーミュラE選手権で培ったテクノロジーを反映させたフル電気自動車だ。

　日本メーカーからも2車種が新規収録されており、ひとつはモータースポーツファンやクルマ好きにはおなじみのトヨタ86だ。86はすでにゲーム内に収録されているが、今回のアップデートでは2016年にマイナーチェンジされた“86 Kouki”と呼ばれる後期型のトヨタ86 GT“Limited” '16が新たに登場した。

　そしてもう1車種は2010年までスーパーGT GT300クラスに参戦し、2006年にはシリーズチャンピオンを獲得するなど活躍をみせた“ロータリーエンジンの神様”雨宮勇美率いるチューニングショップ、RE雨宮からチューンドRX-7のRE雨宮・雨宮μ過給圧上昇7が収録されている。

　土屋圭市が主演する『Hot-Version』内の企画、峠最強伝説で“魔王”と呼ばれるこのマシンは、純正タービンから変更をせずターボ過給圧のみを上昇させた究極のブーストアップ仕様とされている。

　最高出力は380馬力前後、外観はエアロパーツの取り付けのみとライトチューン仕様だが、サスペンションセッティングなどのトータルバランスの良さを活かし、パワーで上回る強豪マシンを次々と撃破していった。

　このほか、シングルプレイモード“GTリーグ”へのラウンド追加や、収録コースを習熟できる『サーキットエクスペリエンス』にスパ・フランコルシャンの追加などが行われた今回のアップデートは本日11月28日より配信がスタートしている。

　アップデートの詳細はグランツーリスモSPORT公式サイト（https://www.gran-turismo.com/jp/news/00_5908314.html）まで。

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