ホルヘ・ロレンソの現役引退により、にわかに騒がしくなったMotoGPのストーブリーグ。争点は、ホンダが彼の後任候補を誰にするかという点だが、それ以外にも、ドゥカティが入れ替え人事を行うのではないかという噂も広まっている。
2019年シーズンのドゥカティファクトリーチームのシートを射止めたダニーロ・ペトルッチは、第6戦イタリアGPで初優勝を果たし、2020年の契約延長を勝ち取っている。
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しかしシーズン後半は目立った結果を残せておらず、その一方で2020年の契約を争っていたジャック・ミラー(プラマック)が3回表彰台を獲得するなど、対照的な結果となった。
こうした状況の中、ドゥカティは来季にミラーをペトルッチと置き換えることを考慮しているのではないかと推測されており、最終戦バレンシアGPでその噂は激化。ミラーをファクトリーチームに昇格させ、行き先が無いと見られるヨハン・ザルコをシートの空いたプラマックに迎え入れるのではないかという情報もあるほど、状況は錯綜している。
「本当に、ドゥカティ上層部とは誰とも話していないんだ。皆がこのことを聞いてくるんだけどね」と、上記の噂について訊かれたペトルッチは答えた。
「確かに終盤戦にかけて、僕は前半戦のような一貫性が無かった。だけどチャンピオンシップ(の年間成績)を見れば、僕は他のライダーよりも上にいる」
「誰かが僕の肩を叩いて、『何が起きてるんだい?』と言われると不安だよ。でも現時点では僕は何も聞いていない。聞いたのは噂だけだ」
そして噂の渦中のもうひとりのライダー、ミラーにもコメントを求めると、彼はペトルッチ同様、ドゥカティでそうした可能性は挙がっていないと答えた。
「僕らはムジェロのことを思い出す必要があると思う。彼(ペトルッチ)は完璧なレースをした。そして色々あって今の彼はその走りを失っているけど、彼が戻ってくることを僕は確信している」
「(シーズンが終わって)活気のない時期には、マスコミが多くの噂を仕立てるだろう。僕はそういったモノは信頼していない」
「誰とも話はしていない。今朝インターネットを見るとそこには(ドゥカティ・スポーティングディレクターの)ダビデ・タルドッツィと僕が話している写真があった。でもそれらは全部、ダビデが僕にリヤタイヤを壊さないように伝えに来ていた時のモノだ。彼は2020年については話していないし、それが全てだ」
「ただ待って、どうなるか様子を見てみよう。ダニーロはレースウイナーで、浮き沈みもあったけど、誰でも時にそうなる。ただ彼は立ち直るだろう」
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