MotoGP最終戦バレンシアGPのMoto2クラスの決勝が行われ、ブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)が優勝。オーストラリアGPからの3連勝を果たした。
直前に行われたMoto3クラスの決勝で赤旗が掲示されたということもあり、決勝開始時刻が30分遅れて12時50分(日本時間20時50分)となった。さらに周回数も25周から16周とかなり短縮された。
■長島哲太、RedBull KTM Ajo移籍&KTM GPアカデミー入りへ
フロントロウはホルヘ・ナヴァッロ(MB Conveyors Speed Up)、ホルヘ・マルティン(Red Bull KTM Ajo)、ステファノ・マンツィ(MV Agusta Temporary Forward)の3台。長島哲太(ONEXOX TKKR SAG Team)は21番グリッドからのスタートとなった。
まずホールショットを奪ったのはマルティンだった。2番手には5番グリッドスタートのトーマス・ルティ(Dynavolt Intact GP)が続いた。ルティの勢いは止まらず、2周目にはマルティンを交わしてトップに浮上した。
逃げの体勢に入ったルティを追いかけるのは、ビンダー。ビンダーとルティはポイントランキング2位をかけて争っているふたりだ。
レースは折り返しとなるも、ルティ、ビンダーのオーダーは変わらず。先頭争いに食らいついていたナヴァッロは、徐々に4番手のマンツィに迫られるという展開となった。そして予選15番手グリッドに沈んでいた今季のチャンピオン、アレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)は5番手まで浮上してきた。
白熱するトップ争いだが、残り6周でビンダーが先頭に。しかしビンダーのバイクは挙動が安定せず、ターン6でアウトに膨らんでしまい、ルティが再びトップに立った。
残り4周、マルケスがターン11で転倒。王者らしい追い上げを見せていたが、ここで戦列を離れることになってしまった。
仕掛けるタイミングをうかがっていたビンダーが残り2周で再び首位に。このバトルの間にナヴァッロとマンツィが追い付き、ファイナルラップは4台による優勝争いとなった。
先頭に立ったビンダーは一気にスパートをかけ、他のライダーを引き離してトップでチェッカー。終盤3レースを3連勝で締めくくってランキング2位を手中に収め、自身のMotoGP昇格に華を添えた。2位にルティ、3位にはナヴァッロが入った。
長島は22位でフィニッシュ。最終的なランキングは14位となった。なお、長島は来季Red Bull KTM AjoからMoto2クラスに継続参戦する。
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