マクラーレンは2020年からシュミット・ピーターソンと提携してアロー・マクラーレンSPとしてインディカー・シリーズへフル参戦を開始する。
そのドライバーとして起用されるのが、パトリシオ・オワードと、オリバー・アスキューの2名だ。両名とも下位カテゴリのインディライツでチャンピオンを獲得しているドライバーだ。(※2018年オワード/2019年アスキュー)
■「“意義ある”何かがあれば」マクラーレンCEO、アロンソとの関係継続に含み
オワードは2019年序盤はカーリンからインディカーに挑戦していた。しかしその後レッドブルの育成プログラムに入り、F1参戦を目指していた。今年7月には日本のスーパーフォーミュラへ急遽参戦し、レッドブル期待の若手として注目を集めた。
彼は最終戦を待たずしてスーパーフォーミュラへの参戦を終了。これと同時にレッドブルの育成枠からも外れ、来季からマクラーレンと共にインディカーに挑むことを決めた。
motorsport.comがこのふたりの若手ドライバーがマクラーレンからF1のテストに参加する可能性があるのか、若しくはインディカーとF1は完全に分離されているのかを訊いた。するとマクラーレンCEOであるザク・ブラウンは、既にF1テストへの参加が検討されている事を明かした。
「ふたつのプロジェクトは区別されているが、それらは商業的に補完し合うものだ。我々には2020年に向けて、契約下にある他の若手ドライバーはいない」と、ブラウンCEOは言う。
「だからそういったドライバーがルーキーテストで我々のマシンに乗っているのを見ても驚くことはない」
なお近年F1チームがルーキードライバーを走らせる良い機会であったインシーズンテストだが、2020年からは削減が予定されている。一方で、新レギュレーションが導入されるで2021年シーズンからは、各チームは少なくとも年間2回は金曜日のフリー走行1回目でルーキーを走らせる義務を負う予定だ。
マクラーレンは現在、FIA F2を戦っているセルジオ・セッテ・カマラとテスト兼開発ドライバーとして契約しており、5月に行われたバルセロナテストにも彼が参加した。しかし、2020年に向けての契約は結ばれていない。
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