2台ともに予選Q3に進出し、好結果を期待してF1メキシコGPに臨んだマクラーレン。しかし、ランド・ノリスはリタイア。カルロス・サインツJr.は13位に終わり、ポイントを獲得することができなかった。
ノリスのリタイアは、ピットストップ時にタイヤ交換を適切にこなすことができず大きくタイムロスしてしまったことが原因だ。
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ノリスはピットストップを行った後、左フロントのタイヤが適切に装着されていない懸念があったことから、チームの指示を受けてピットレーン出口で緊急停止。クルーがマシンを押し戻し改めてタイヤを装着し直したが、周回遅れとなってしまった。
この件はすぐに審議対象となったが、最終的にペナルティは出されなかった。
通常、ホイールが適切に装着されていない状態でマシンがピットボックスから離れた場合、チームに対して罰金が科せられる。マクラーレンは今季のイタリアGPでもピットストップ時にミスがあり、サインツJr.がピットレーン出口にマシンを止めた。この際には、5000ユーロ(約60万円)の罰金を科さられている。
スチュワードは今回の一件について、次のように発表した。
「チームの代表者は、左フロントのメカニックがタイヤを適切に固定できたかどうか確信が持てなかったため、慎重を期してマシンを止めることにしたと述べた」
「映像証拠を確認したFIAテクニカルデリゲートは、ピットボックスから出た後、マシンが危険な状態にあったかどうか確認できなかった」
「スチュワードは、入手可能な証拠ではマシンが安全でない状態でリリースされたかどうか判断することはできないと考えた」
マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、イタリアGPの時よりも良い対応ができたと語った。
「ホイールナットのひとつに問題があった。問題はクロススレッド(噛み合わせ不良)だった」
「対応という意味では、モンツァより改善した。マシンをピットレーンの中で止め、押し戻すことができたんだ。しかし言うまでもなく、起きない方がいいシナリオだった」
「ピットストップの作業時間は2.5秒以内と、限界に到達しようとしている。不運なことに、特にクロススレッドのようなトラブルはあっという間に発生するんだ。しかしそこから学ぶ必要がある。技術面や運用面から、できることがあるか考えるんだ」
Additional reporting by Adam Cooper
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