現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > F1シンガポールFP2:ハミルトンがトップタイム。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは2番手で肉薄

ここから本文です

F1シンガポールFP2:ハミルトンがトップタイム。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは2番手で肉薄

掲載 更新
F1シンガポールFP2:ハミルトンがトップタイム。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは2番手で肉薄

 F1第15戦シンガポールGPのフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

 日没前に行われたFP1では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマーク。予選・決勝と同じく夜に行われるFP2は、気温29℃、路面温度34℃というコンディションでスタートした。

■F1シンガポールFP1:フェルスタッペンが首位発進。トロロッソも2台トップ10入り

 まずはキミ・ライコネン(アルファロメオ)が先頭でコースイン。そのままタイム計測に入り、1分43秒996をマークした。

 多くのチームがミディアムタイヤやハードタイヤを使用する中、ウイリアムズとレーシングポイントはソフトタイヤでタイムを刻み、タイムシートの上位に名を連ねた。

 上位陣ではまずハミルトンが1分40秒685でトップに。その後、バルテリ・ボッタス(メルセデス)やフェラーリ勢もタイムを計測するが、ハミルトンのタイムを上回ることができなかった。

 そんな中、フェルスタッペンはハードタイヤで1分40秒694をマーク。2番手に浮上してみせたが、ハミルトンが1分39秒991に自己ベストを更新し、フェルスタッペン以下に大きな差をつけた。

 ハードタイヤで周回を重ねていたアレクサンダー・アルボン(レッドブル)だったが、ターン10のブレーキングでオーバーシュート。バリアに衝突してフロントウイングを壊してしまった。

 セッション開始から30分が経過し、上位のオーダーはハミルトン、フェルスタッペン、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ボッタスとなった。5番手はソフトタイヤのセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、6番手はハードタイヤを履いたピエール・ガスリー(トロロッソ)だ。

 その後、各チームはソフトタイヤへと履き替え、予選を想定したアタックへと向かっていった。まずはアルボンが1分39秒943でハミルトンのタイムを上回ったが、フェルスタッペンは1分38秒957と、アルボンより1秒近く速いタイムを刻んでトップに立った。

 ハミルトンは直後に、1分38秒773でトップタイムを塗り替えた。フェラーリ勢はともに1分40秒台に終わり、ルクレールが5番手、セバスチャン・ベッテルが6番手となった。なお、ベッテルは2度目のアタックでタイムを上げ、ハミルトン、フェルスタッペンに次ぐ3番手となった。

 終盤は例によって、各車ロングランに時間を割いた。ほとんどのマシンがソフトタイヤでコースインしたが、ボッタスとロバート・クビサ(ウイリアムズ)はミディアムタイヤ、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)はハードタイヤで周回を重ねた。

 なお、シンガポール市街地コースはコース幅が狭く、ブレーキングポイントも多いため、ドライバーは他のマシンに引っかかりやすい。そのため、多くのドライバーが無線で不満を訴えるシーンが各所で見られた。

 最後の10分間は、多くのチームが硬めのコンパウンドのタイヤに履き替えて、さらなる確認を行った。程なくしてチェッカーフラッグが振られ、ハミルトンがトップのままセッションが終了した。

 FP1トップのフェルスタッペンは2番手に終わったが、ハミルトンとのギャップはわずか0.184秒。土曜以降に期待が持てる結果となった。3番手以下はベッテル、ボッタス、アルボン、ルクレールとなったが、タイムの面では上位2台が抜きんでていた。

 中団勢はFP1と同じく、マクラーレン、ルノー、トロロッソの3チームが上位に名を連ねた。トロロッソはピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが11番手だった。

こんな記事も読まれています

マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
AUTOCAR JAPAN
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
AUTOCAR JAPAN
”日本とちょっと異なる動き” ホンダ「e:NP2」/「e:NS2」 北京モーターショー2024でEV発表
”日本とちょっと異なる動き” ホンダ「e:NP2」/「e:NS2」 北京モーターショー2024でEV発表
AUTOCAR JAPAN
邪道とされた4シーターモデルが人気爆発!! ロータスに異端児「エラン+2」って知っている?
邪道とされた4シーターモデルが人気爆発!! ロータスに異端児「エラン+2」って知っている?
ベストカーWeb
まわりを巻き込む可能性もあるからヤメてくれ! 元教習所教官が語る「よく見かける」危険運転3つ
まわりを巻き込む可能性もあるからヤメてくれ! 元教習所教官が語る「よく見かける」危険運転3つ
WEB CARTOP
日産、バイドゥと協業 生成AIを用いた新機能を共同開発
日産、バイドゥと協業 生成AIを用いた新機能を共同開発
日刊自動車新聞
MotoGP、来シーズンからロゴを刷新へ。11月に新バージョンをお披露目予定
MotoGP、来シーズンからロゴを刷新へ。11月に新バージョンをお披露目予定
motorsport.com 日本版
RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
レスポンス
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
月刊自家用車WEB
F1コミッション、ポイントシステム変更についての決定を延期。今季スペインGPでの新リヤカメラ導入では合意
F1コミッション、ポイントシステム変更についての決定を延期。今季スペインGPでの新リヤカメラ導入では合意
AUTOSPORT web
ラリー仕様の初代アルピーヌA110を手懐けてみた 求められるは「勇敢さ」 歴史アーカイブ
ラリー仕様の初代アルピーヌA110を手懐けてみた 求められるは「勇敢さ」 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】ヤマハ、カル・クラッチローによる3回のワイルドカード参戦を発表。イタリア、イギリス、サンマリノを予定
【MotoGP】ヤマハ、カル・クラッチローによる3回のワイルドカード参戦を発表。イタリア、イギリス、サンマリノを予定
motorsport.com 日本版
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
くるまのニュース
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
レスポンス
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
AUTOCAR JAPAN
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
ベストカーWeb
日産R35「GT-R」にコスパに優れた本格派ブレーキローターが誕生! 12ミリと14ミリのハブボルトに対応したスグレモノでした
日産R35「GT-R」にコスパに優れた本格派ブレーキローターが誕生! 12ミリと14ミリのハブボルトに対応したスグレモノでした
Auto Messe Web
トヨタ、テンセントと提携 AI技術生かしたサービス提供
トヨタ、テンセントと提携 AI技術生かしたサービス提供
日刊自動車新聞

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村