F1第13戦ベルギーGPでは、FIAはプラクティスと予選どちらのセッションでも4コーナーのラディオンにトラックリミット違反の検出システムを設置し、ドライバーが違反した場合にラップタイム抹消の厳しい態度をとる姿勢を示していた。しかし、実際には週末を通じてその罰則の対象になるドライバーはいなかった。
F1レースディレクターのマイケル・マシは、より適切なトラックリミット違反の判定のための電子技術の使用を、他のサーキットへも広げていくことを考えているようだ。
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「他の領域、そして異なる目的でそれを使用する計画がある」とマシは言う。
「実際にはコーナーの形状次第の部分もあるが、いくつか異なった解決策がある。ただ今回F1では週末を通して誰もその引き金を引かなかったと思う」
「我々はより電子的な検出システムを設置する必要があると思う。検出システムにはドライバーを近づけさせない力があるようだからね」
マシはプラクティスから予選まで、トラックリミット違反に対してタイム抹消を行う方針を採っていたが、それは週末を通して一貫した取り締まりを保証するためでもあった。
しかし、こうしたスタンスは全てのサーキットで必ず適応される物ではない。特に金曜日の走行によって、問題のあるエリアが突如浮かび上がってくる可能性があるためだ。
「今年我々が学んだことは、2018年にトラックリミットの問題があった領域が2019年の問題と同じではないということだ。これまでトラックリミットの問題が無かった他の部分が、問題のある部分になったりしているんだ」
「恐らくマシン(のテクニカルレギュレーション)が昨年から変わった事が問題の大きな点だろう」
「金曜日のプラクティスで何が起こるかもまた、その要素のひとつだ。そのため(トラックリミットに)変更があればドライバーズミーティングでそれを伝えることになり、結果が公表される」
「全ての部分で当てはまるたったひとつの解決策があるとは言いたくない。ただ問題は何なのかに基き、それぞれのサーキットや状況によって見ていくだけだ」
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