F1第13戦ベルギーGPを前に、ルノーがエステバン・オコンの起用を発表した。ダニエル・リカルドはチーム残留が決まっているため、ニコ・ヒュルケンベルグがシートを失うことになってしまった。
しかしながら、ヒュルケンベルグにはハース移籍の可能性があると考えられている。ロマン・グロージャンに代わるドライバーの有力候補に挙げられているのだ。
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ヒュルケンベルグのハース移籍が実現した場合、ケビン・マグヌッセンとコンビを組むことになるのだが、このふたりは相性が良いとは言えない。
2017年のハンガリーGPでは、マグヌッセンにコース外に押し出されたとして、ヒュルケンベルグがマグヌッセンを猛批判。ヒュルケンベルグはマグヌッセンがレース後に母国語インタビューに応じていた際に”乱入”し、TVカメラの前で両者が言い争いをしたのだ。
ヒュルケンベルグがマグヌッセンのことを”グリッド上で最もスポーツマンらしくないドライバー”だと非難すると、マグヌッセンは放送禁止用語を使って彼にやり返した。
動画ストリーミングサービス『Netflix』が2018年シーズンの内側を映したドキュメンタリー『Drive to Survive』でも、ヒュルケンベルグとマグヌッセンの”敵対関係”は取り上げられていた。
しかしシュタイナーは、ドライバーの関係性については心配していないと語った。
「そういう”歴史”がなくても、我々のドライバーはお互いにぶつかり合っているからね!」
「我々は管理できると思う。それについては考えていない。彼らのことではなく、チームのことを考えるんだ。我々はみんな大人であり、これはビジネスなんだ」
「一緒に仕事をしたくない同僚というのはいるものだ。それがビジネスであり、そうした問題に対して現実的である必要がある。しかし、それは我々がやることに影響を与えるものではない。それは彼らの問題であって、我々の問題じゃないんだ」
ヒュルケンベルグは、マグヌッセンのパートナーになることを喜んで受け入れると述べ、チームメイトが友達である必要はないと示唆した。
「僕はそうなるのを見てみたい」と、彼は笑顔で話した。
「正直に言って、チームメイトはチームメイトなんだ。それを受け入れる必要がある。仲良くなることはあるけど、そうする必要はない。分からないけど、その方が良いのかもしれない。僕にとって、それ(マグヌッセンの存在)が契約の妨げになるとは思わない」
マグヌッセンもまた、ヒュルケンベルグとの関係には問題がないと考えており、トラック上で衝突したのは1度だけだと強調した。
「あの件(2017年ハンガリーGP)は大々的に脚色されたし、本当に飽き飽きしているんだ」
「僕とニコが接触したのは、2年前のハンガリーでのインシデントの1度だけなんだ。それがまだ話題に上がるなんて信じられないよ」
「僕が言いたいのは、トラック外でも友人関係のドライバーは多くないってことだ。ドライバーズパレードで会った時には挨拶くらいはするけど、それでお互いに問題はない」
マグヌッセンは、現在のチームメイトであるグロージャンに限らず、チームメイトには競争力のあるドライバーを歓迎すると語った。
「言うまでもないけど、これまでのところ(来季ドライバーの)発表はない」
「でも、僕はどっちに転んでも満足だ。今のチームメイトに満足しているし、本当に誰が来ても問題ない」
「中団チームにいる時は、強いチームメイトが必要だと思う。強力で評価の高いドライバーだ。なぜなら、(そのドライバーを倒すことが)自分自身の力を示す唯一の方法だからね」
「レースに勝てず、チャンピオンシップも争うことができなければ、自分にできることを示すために強力なチームメイトが必要だ。ベンチマークがなければそれを証明することは難しい。でも僕はすでにそれがあると思っているから、文句はないんだ」
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