スパ・フランコルシャンで行われたF1第13戦ベルギーGPの初日フリー走行は、フェラーリ勢が速さを見せた。中でもトップタイムを記録したシャルル・ルクレールはメルセデス勢に0.8秒もの差をつけてトップに立った。
いわゆる3強チームの一角に挙げられるレッドブルだが、初日はマックス・フェルスタッペンが先頭のルクレールから1.2秒のギャップを開けられてしまった。
■2020年、レッドブル・ホンダでのフェルスタッペンのチームメイトは誰だ?
ロングランのペースでは先頭集団に近づいているものの、フェルスタッペンはフェラーリを倒せるかについては懐疑的な様子だ。
「このトラックは間違いなく僕らよりも彼ら(フェラーリ)に向いている。彼らは非常に強い。直線でかなりのタイムを稼いでいるんだ。ただ、それは驚くようなことじゃない」
フェルスタッペンはライバルの速さについてそう語った。
「僕らは自分たちができる限りのベストを尽くす。今日はいつもと比べてパワーの低いモードを使って走行していたから、素晴らしい結果ではなかった。でも、マシンバランスについては全体的に満足しているよ」
「フェラーリを倒せるとは思わないけど、上手くいけばメルセデスには接近できると思う。彼らはフェラーリよりは少し遅いようだ」
直線に目を向けた低ドラッグと、中盤セクションのコーナーに対するダウンフォース……そのバランスをレッドブルはいまだに探しているのかをフェルスタッペンに訊くと、彼は「今できることはあまりないと思う」と語った。
「みんながとてもダウンフォースの低い状態で走っている。だから次に僕らができるステップといえばウイングを外すことだと思うね。もちろん、本当に賢くないやり方だと思うけど」
今戦からピエール・ガスリーに変わりRB15のステアリングを握ることとなったアレクサンダー・アルボン。彼のマシンはアップデート版のパワーユニット、“スペック4”が搭載されている。一方、フェルスタッペンは旧型のパワーユニットを引き続き使用している。
フェルスタッペンはFP2の間中、パワーロスを繰り返し訴えていた。ただ、金曜日用のPUのマイレージが理由だと、彼は示唆した。
「僕のエンジンは少し古いし、ここはエンジンに対してとても厳しいから、安全に行く必要があるんだ」
「僕らにはまた別のエンジンがある。2日目に使う物だ。フェラーリはとても強いだろうけど、僕らもより速くなれる。今日は普段の(エンジン)パフォーマンスが無かったんだ」
「心配はしていない。それが来るだろうことは分かっていたからね。もちろん、(1シーズンで)使えるエンジンは少ししか無い。そしてその一部が古くなっているんだ」
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