メルセデスのルイス・ハミルトンは、パリで行われたファッションデザイナーのカール・ラガーフィールドの記念式典に参加するため、チームの許可を得て木曜日のメディアデーを欠席することになった。
同日、FIAはフェラーリに対し、セバスチャン・ベッテルにカナダGPで下されたペナルティの再審理請求について召喚することを決めた。
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金曜日の午前3時、ハミルトンは自身のインスタグラムに、複数の意味深なメッセージを投稿した。その最初のメッセージには、次のように書かれていた。
「午前3時、目が冴えてしまった。金曜日に何が起きるのか、すでに分かったように感じている。こんな世界は嫌いだ。とにかく、兄弟を押さえつけておくことはできない。僕はいつでも、その上に立ち上がるだろう」
このメッセージについて予選後、ハミルトンは様々な要因が積み重なって投稿したものだと説明した。
「僕の心の中には、たくさんの想いがある。それは必ずしも、フェラーリの聴聞会についてだけではない。その他に起きていたことも影響している」
木曜日、サーキットにいなかったことについての反応を心配していたのではないかと尋ねられたハミルトンは、次のように語った。
「皆さんがくだらないことを感じたとしても、モチベーションを起こさせるためには悪い時間ではなかった。それが、僕がいた場所だ」
「この週末は、いつもとは少し違ったところから始まったと思う」
そうハミルトンは語った。
「僕らは通常、木曜日の朝か水曜日の夜にサーキットに到着する。僕は今回、木曜日の夜にここに着いた」
「我々のプログラムは問題なかった。でも通常の4日間のプログラムに慣れていて、それを変更する場合、それは簡単なことではない」
「フェラーリが何か他のことに集中するために時間を費やしているということを知りながらここに来るのは、奇妙なことだった」
「僕はチームに、マシンを改善することに集中してほしいと思う」
「でも僕らは、ここにやってきた。そしてここにきて、(カナダGPでのベッテルへのペナルティが間違ったモノであるという主張の)新しい証拠がカルン・チャンドックのビデオであると聞いた時、僕はかなり気が安らいだ。ただそれを考えないようにしたんだ」
フランスGPの予選では、チームメイトのバルテリ・ボッタスを打ち負かし、ポールポジションを獲得したハミルトン。彼はカナダGP決勝後にブーイングを受けたが、その一方で多くのファンから応援されていることがモチベーションになったという。またフェラーリの再審請求が棄却されたことは、モチベーションには繋がらないとハミルトンは主張している。
「僕はベッドの上でゴロゴロしていた。そして眠れなかったんだ。眠れずに起きる時間になった時には不満を感じるし、苛立つものだろう」
「にも関わらず、そのような投稿をした時に、自然に心配してくれる友人たちから素晴らしいメッセージを受け取ったんだ!」
「それは一種の、力づけてくれるような言葉だった。気分が沈んだ時でも、それを通じて戦うんだ」
「ファンのみんなからも、好意的な反応を受け取った。彼らは『私たちは今難しい時期を過ごしています。でも、あなたは私を元気づけてくれたんです』と言ってくれた」
「そういうことが起きる時、それは素晴らしい気分だ。僕の友人たちも、僕に同じことをしてくれた。僕を元気付け、僕はここにやって来て良い1日を過ごした。そして今日を、良い形で迎えることができたんだ」
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