F1第6戦モナコGPの木曜フリー走行2回目が行われた。トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、タイムは1分11秒118だった。
FP2は気温19℃、路面温度34℃というコンディションの下で行われた。路面温度はFP1開始時と比べて10℃上昇している。
セッション序盤は、中団チームが比較的硬めのタイヤでコースインし、周回を重ねていく。そんな中でミディアムタイヤのアルファロメオ勢がタイムシートの最上段を独占していたが、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)がソフトタイヤで1分13秒082を記録しトップに。同じくソフトを履いたフェラーリの2台よりも速いタイムをマークした。
程なくして、メルセデスの2台が走行を開始。ミディアムタイヤで1分12秒台前半を記録し、トップ2に名を連ねると、ルイス・ハミルトンが1分11秒926、バルテリ・ボッタスが1分11秒959を記録し、ともに1分11秒台にまでタイムを伸ばした。
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、残り1時間を切った頃に2セット目のソフトタイヤを投入してアタックを行い、1分11秒881を記録しトップに立つ。しかし、1段階硬いタイヤを履くメルセデスとはほとんどタイム差がないという結果となった。
ここからミディアムタイヤを履いていた中団チームも軒並みソフトタイヤにチェンジ。アルファロメオ、ハース、トロロッソといったチームが速さを見せた。
セッション残り50分を前に、メルセデス勢がソフトタイヤを投入。ボッタスがタイムを更新し、1分11秒597でトップに立った。アルボンは1分12秒031で4番手につけ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)らのタイムを上回って見せた。
それ以降はメルセデスの2台のタイム更新合戦に。ボッタスがトップタイムを記録すれば、それをハミルトンが更新するという繰り返しで、昨年ダニエル・リカルド(当時レッドブル/現ルノー)が記録したポールポジションタイム、1分10秒810に近づいていく。
6番手タイムを記録したフェルスタッペンだが、チームがガレージでマシンのエンジンカウルを開け、何らかの作業をしている姿が国際映像に映し出された。当のフェルスタッペンもマシンから降りてヘルメットを脱いでおり、作業の終了を待った。
残り時間が40分を切って以降は、各車が中古のタイヤを履いて再びコースインし、ロングラン中心に周回を重ねていく。メルセデス勢は1分14秒台のタイムで安定した周回を重ね、まさに盤石と言うにふさわしい充実したロングランを行った。
残り10分、マシンの作業が終わったフェルスタッペンが新品のソフトタイヤを履いてコースへと繰り出したが、コース上がロングランを行うマシンで混み合う中、タイムアップはできず。無線で『グリップが全くない!』と訴える場面もあった。
結局、メルセデスの2台が3番手以下にコンマ6秒以上の差をつけるなど付け入る隙を与えず、トップ2を独占したままセッションは終了した。3番手にはベッテルが入り、4番手以下はピエール・ガスリー(レッドブル)、アルボン、フェルスタッペンのホンダパワーユニット勢が続いた。ダニール・クビアト(トロロッソ)は計39周を走行し、14番手だった。
7番手以下はケビン・マグヌッセン(ハース)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)。地元のシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、ブレーキングに苦しむ姿もあり、10番手となった。
メルセデスがレッドブル、フェラーリを突き放し、中団チームではハース、アルファロメオ、トロロッソが速さを見せる展開となった。
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